近未来アイドル

先生:
博士と適当に勢いで始めてしまったPerfume対談ですが、なんだか好評みたいで(先日、1件だけご批判も戴きましたが・・・)、もう定番となってきました。今回から新しいテーマで対談をしましょう。この二人、Perfumeしか語らないと思われるのも癪ですから。名づけて、近未来対談。Perfume以外の近未来アイドルをまろやかに分析する企画です。

博士:
な!何と!1件ご批判ですか!! それは申し訳ない!!

先生:
本当に反省しているんですか? 1件ですんだだけでもマシと思ってください。

日経が冴えない中、アミューズの株価が夏場と比べてそこそこ高値で推移しているのは、Perfume効果を見込んでいるというは僕の勝手な妄想ですが・・・

博士:
そうかもしれませんよ!!
私の持論として、日本人って元々あまり音楽がカルチャーとして根付いている国民では無いのではというのがあります。古くからの“芸事”に対する無理解、偏見。それに加えテレビという無料のエンタテイメントが早くから普及したおかげで、エンタテイメントは只というイメージが定着しました。週末、ロンドンの街角を歩くとそこいらの小劇場に行列が出来ていたりましすよね。

週末、お金を出してお気に入りの芝居を見るとか、仕事の後、ビアホールで誰ともなく楽器を奏でて踊りだすなんて習慣は沖縄等一部を除いて日本には皆無です。

戦後、キャバレーとか一瞬流行しましたがあれも進駐軍の影響でしょ。その後収束します。欧米では何かをする事を“Play(遊び)”といいますが日本では何もしない無駄な事を“あそび”と言う点にも日本人の気質が見えますね。日本において音楽は絶えずファッションと一体となり、情報習得の媒体としての役割が大きいのです。ファッションは必ず周期を持ち、多くの浮遊層によって支えられている日本においての音楽は欧米以上に他分野への影響が顕著でしょう。逆に音楽=Perfumeを分析することがマジで経済・株価の分析になる可能性はありますよ。

カエラのテクノ化

先生:
流石、極論の大家、けろっぐ博士ですね。じゃ、次はPerfume経済論でもやりましょうか? ぜひ、マクロ経済学を勉強しているあ~ちゃんにも意見を聞きたいですね。

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Jasper
Perfume効果は音楽業界にも現れていますね。Perfumeを絶賛した木村カエラも『Jasper』でテクノ化しましたからね。カエラがパーソナリティを務めるJ-WAVE MY RADIO(オー!マイレディオ)でも、Perfumeをゲストで迎えた際、Perfumeの波及効果について話していましたが、自ら、見本を示すなんて、確信犯です。中田ヤスタカではなく、石野卓球をプロデューサーに選んだのは苦肉の策と言えましょう。でも、カップリングの「Dive Into Shallow」はBeat Crusadersによるもので、テクノでなくって残念です。

博士:
「Jasper」は、テクノというよりニューウェイヴ風の軽快なナンバーですね。PVは、iPodのCMみたいなヤツ。 最近、この手の2D的なキッチュな映像が流行ってるのでしょうか? 狙ってるのは解るのですが、一回見たら飽きるというか・・・目が痛い。 単にキッチュなだけでなく、「なるほど~!!」っていうギミックが欲しいですね。 いっそ、真打登場、ミッシェル・ゴンドリーあたりに次回のPerfume映像作らせて止めを刺して欲しい所です。