Perfume歴史的考察
チャネル人気記事ランキングで久しぶりにテクノポップの記事(「Perfume~サマソニの快挙!!」)が、1位になりました。じわじわとですが、来ていますね、Perfume。で、調子に乗って、Perfumeシリーズ第4弾です。今回の記事を読んで頂ければ、テクノ革命以降、Perfumeがcapsuleと連動しているのが分かります。◆萌えテクノ・アイドル?~Perfume
◆Perfume~サマソニの快挙!!
◆Perfumeで盛り上がるニコニコ動画
先ず、ビートルズ、YMO、ダフト・パンク、capsuleなどと同じく、Perfumeも歴史的変化を現在まで遂げています。ビートルズなら、マージービートの初期、YMOならフュージョン・テクノの初期とか・・・Perfumeの変遷を見てみると・・・
普通のローカルアイドル~模索期(2002年)
彼氏募集中 |
OMAJINAI☆ぺろり |
「ぱふゅ~む」と表記され、まだ中田ヤスタカを起用する前の時期です。広島で限定でリリースしたのが、『OMAJINAI☆ぺろり』(2002年)と『彼氏募集中』(2002年)。当然、廃盤でヤフオクとかに出ると値段が吊り上ります。両曲ともパッパラー河合プロデュースで、テクノ路線ではなく、ちょっとだけ力を入れてアイドル仕事したというレベル。
「OMAJINAI☆ぺろり」は、アイドルにありがちな自己紹介ソング。あえて言えば、「彼氏募集中」は、演歌調のイントロから始まるプッチモニの「ちょこっとLOVE」っぽいスカ歌謡。ハロプロ的なものを意識していたのでしょうかね? アイドルとしての定石を踏みつつも、Perfumeとしての個性はまだ見えてきません。この路線で行けば、そのまま消滅する危惧感さえあります。
なお、「彼氏募集中」は、『ファンサーヴィス[bitter]』収録の「Perfumeメドレー」に収録されています。この時期からPerfumeを知っている人は、よっぽどの筋金入りのアイドルオタクか広島県人です。
この模索期を経て、ついにPerfumeにテクノ革命が起こるのです。