懐かしい雑誌

この記事は引越しの準備をしている最中に書きはじめたものです。ただでさえも忙しい師走、その上引越しなのに、こんな記事を書く私はなんて偉いんでしょう。誰もほめてくれないから、自分をほめたたえます。当然、多くの荷物は、レコード類と書籍・雑誌類。特に、雑誌を選別していると、ついつい読んでしまうのですよね・・・そんなことしている場合ではないのに。

で、思いついたのは懐かしい雑誌を紹介するシリーズです。

サウンドール(Soundall)

【発刊】1980年11月~1984年3月(月刊誌)
【発行】学研
【定価】560円だったけど、途中で特別定価として500円に値下げ

学研と言えば、中学生の頃を思い出します。旺文社の『中○時代』に対抗する、学研の『中○コース』。「時代」が山口百恵なら「コース」は桜田淳子、森昌子は中学生には受けませんでした。アイドル系の『BOMB』、オカルト雑誌の『ムー』なんかも意外なことに学研なんですね。

サウンドール創刊号
そんな学研から出ていたのが『サウンドール』。YMO周辺の雑誌というイメージがある訳ですが、創刊当時は全然そんなことはありませんでした。アリス、松任谷由実、長渕剛など、フォーク~ニューミュージック系記事が大半を占めています。

転機が訪れたのは81年9月号でのYMO特集。時期的にはYMOの『テクノデリック』のちょっと前ですから、結構後追いですが。これ以降は、YMOおよびその周辺のテクノポップ系の人達がメインとなります。ただ、ニューミュージック系の話題も申し訳程度に載っていたりするのは、昔からの読者への配慮なのか? そうそう、学研ではないですが、旺文社の「高一時代」81年6月号は、YMO SPECIAL号になっていましたね。

読者からの苦情

こんな苦情も来ていますね。

「一つ文句があるだよ。この本はYMOのためにあるみたいじゃないか。そんなのだったら名前かえろよ。(略)RCものせるな。文句あるか!」

かなり失礼な質問に対して強気と弱気を柔軟に使い分けた回答がすばらしいです。

「何をかんがえてんだおまえは! なんでYMOをやるか、ちーともわかっとらん! (略)細野さんや教授や幸宏サマ(どうして一人だけ"サマ"づけなの???)の生き方が最高だから、その最高のものをみんなに伝えたい。(略)・・・イヤだったら買うな。でもさ、今いろんな企画を練っていて、YMO以外でもおもしろいもんいっぱい出てくるから、もう少し暖かい気持ちで見守ってあげてもいいじゃん、ね。(略)」

表紙も81年9月以降は、基本的にYMOのメンバーの誰かです。例外としては83年8月号の忌野清志郎がありますが、教授との『い・け・な・いルージュマジック』のせいで、まぁいいじゃないかと判断されたのではと思います。

さて、肝心の内容はどうだったのでしょう?