テクノポップ/テクノポップ関連情報

ネオ演歌 80’s

紅白歌合戦でしか演歌を聴かない人が多いと思いますが、YMOのメンバー達も絡んでいたネオ演歌特集です。まずは80年代に焦点を当てます。Let's Enka!

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

演歌と言われても・・・

演歌って、ここの読者の方々にはそれほど親近感がないと思います。正直なところ、僕も演歌が好きではありませんでした。

だって、演歌のイメージは・・・
1. 男女の情念がむき出しになる。
2. こぶしがきいている。ビブラートもはいる。
3. 和服を着用していることが多い。藤正樹のような学生服というのもある。
4. アニキ系男性歌手の場合、パンチパーマが多い。
5. 時代劇で使われそうだ。

演歌と歌謡曲の境界線はとってもファジーです。ムード歌謡とかは演歌と歌謡曲の間にいます。

そんな演歌には疎かった僕も大瀧詠一やYMOのメンバーのせいで演歌に興味が沸いたのです。そんな実験精神に満ちた演歌をネオ演歌と呼びたいと思います。YMOがらみのテクノ演歌もネオ演歌の一つですね。

教授による前川清

amazon.co.jpにあるCDは、ジャケ写からリンクできます。(amazon.co.jpにない場合、海外のamazonや他の通販サイトへ)
KIYOSHI
紅白で一夜限りの復活を20年ぶりに果たした内山田洋とクールファイブ。前川清がソロとして1982年にリリースした意欲作がアルバム『KIYOSHI』。当時は前川清がニューミュージックに挑戦というのがコンセプトだったようですが、坂本龍一、後藤次利、加藤和彦、鈴木 茂、清水信之、糸井重里、矢野顕子、水谷公生などの豪華クリエイターのサポートで出来上がった結果、コンセプト以上の出来になった作品です。その中でもやはり光るのが糸井重里=坂本龍一によるテクノ演歌「雪列車」。もともと演歌自体がいわゆるヨナ抜き音階、ペンタトニック音階を基本とするだけあって、教授サウンドとは大変相性がいいです。

前川清コレクション 雪列車~ひまわり
『KIYOSHI』はジャケ違いでボーナストラックを追加したヴァージョンのCDもありますが、現在入手しやすいのは、福山雅治の作詞作曲による「ひまわり」も収録した前川清ネオ歌謡ベスト的アルバム『前川清コレクション 雪列車~ひまわり』(2002年)です。もともと、ド演歌ではなくムード歌謡に近い作風の人ですが、本人も演歌という意識はないだけあっていろんな人とコラボが出来るんでしょう。
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