アニーちゃんの悲劇
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Anniemal |
アニーちゃんの本名はAnne Lilia Berge-Strand。彼女のデビューは意外と古く、1999年のシングル『The Greatest Hit』です。ちなみに生年月日は、1978年11月21日であります。この曲はマドンナの「Everyday」をサンプリングしており、彼女のボーイフレンドであったErotことTore Andreas Kroknesと作り上げた作品です。Erotは「Song For Annie」なんていう曲(『Wall Of Sound Presents Telle』に収録)を作っているくらいなので、かなり惚れこんでいたんでしょう。
信じられない事に、2001年に彼のボーイフレンドは心臓病で弱冠23歳の若さで他界し、アニーちゃんは失意のどん底に陥るのです。しかしながら、彼女はアルバムを作る事が私の使命だとばかりに、立ち直り、ブリちゃんやペット・ショップ・ボーイズからの仕事も断ったロイクソップも協力し、『Anniemal』(2004年)を完成させたのです。繰り返して言っていますが、これは今のところ21世紀のフィーメール・シンガー:テクノポップ部門としてはベスト・アルバムです。Tom Tom Club風ディスコ・トラック「Chewing Gum」や胸キュン・バラード「Heartbeat」など、ステ曲なしの作品です。一見小悪魔なアニーちゃんにこんな悲劇があったとは・・・それを乗り越えたアニーちゃんをますます好きになりました。
では、アニーちゃんのシングル・ジャケを展示します。こうして眺めると、アニーちゃんは絶世の美女という訳ではない。しかし、女優のロザンナ・アークウェットなんかに通じるコケティッシュな魅力溢れるチャーミングなタイプです。
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Heartbeat |
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Heartbeat |
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Chewing Gum(12インチ) |
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Crush(12インチ) |
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The Wedding(12インチ) |
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Always Too Late(12インチ) |
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Happy Without You Remixes(12インチ) |
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ANNIE(ANNIEMAL FM聴いてみよう!)
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The Annieverse(間違いなくアニヲタの人がやっているファンサイト)