ハロプロにおけるレゲエ歌謡
【先生】ハロプロ系にもレゲエ歌謡はありますね。
【山本】うっ、またも私の最も無知な部分を衝かれました・・・。教えて下さい。
 |
| サマーれげぇ!レインボー |
【先生】分かりました、そこまで言われたら断れません。ハロプロ最盛期にリリースされたプッチモニ。の『ちょこっとLOVE』（1999年）は、スカ歌謡として初めて日本のチャート1位を達成したという歴史的意義を持っているでしょう。それから、モロにレゲエ歌謡をやっているのが、シャッフル・ユニットの7人祭による『サマーれげぇ!レインボー』（2001年）ですね。最近のハロプロは知らないので、まだあるかもしれません。ココナッツ娘。とかはやっていてもおかしくないのですけどね。
【山本】立ち上がれ！ハロプロ・ファン。情報提供よろしくおねがいします。
ラヴァーズ女王、中島美嘉
![]() |
| 接吻 |
【先生】映画『NANA』ではファッションパンクな役柄を演じて、アーティスト・アイドル的な人気を誇る中島美嘉は、ラヴァーズ歌謡の女王ですね。ラヴァーズ・ロックを再発掘している「RELAXIN' WITH JAPANESE LOVERS」とも連動した5万枚限定シングル『接吻』（2003年）では、オリジナル・ラヴのカヴァーをラヴァーズ仕立て（インストも含めて4ヴァージョン）でやっています。しかも、サポートしているのはROCKIN TIME の森俊也に元ミュート・ビートの屋敷豪太と松永孝義、ダブミックスはデニス・ボーヴェルと・・・この人はホントに恵まれていますね。「雪の華（REGGAE DISCO ROCKERS FLOWER'S MIX）」（2004年）というのもシングルのヴァージョンとしてやっています。
【山本】中島美嘉のナチュラル半音フラットな唱法が、クリエーターたちを捉えて離さない、と誰かが言ってましたが・・・何にせよホント恵まれてます。オリジナル・ラヴのラヴァーズ・カヴァーといえば、SOLARというデュオの「The Venus」なんてのもありましたっけ。
