Panacheという名前
――本名は、Kristofer Lecanderですね。なぜあなた自身をPanacheと名付けましたか? ポール・ハンプシャーがアイドル的美少年として、日本だけで人気のあったPanacheと呼ばれるイギリスのニューロマンティック系バンドがいましたが、彼らについて知っていましたか? また、あなたのウェブページの載っているPanache Brothersとは一体誰ですか?Panacheと自分自身を呼ぶバンドあるいはアーティストは相当の数ありますよね。僕はPanacheという言葉(フランス語で「style」または「elegance」を意味している)が好きで、僕の音楽に優美で贅沢な感触が欲しかったのでそう名づけたのです。結果、それは僕の意向と調和しました! 実は、前にPanacheを名前に使ったアーティストがいるかをallmusic.comで調べても検索されず、使う事はOKだと思ったのです。しかし、それから一年後、僕は、Panacheと呼ばれる70年代からのレアなソウル・グループによるレコードを見つけたと読者からメールをもらったのです。その後、Panacheと呼ばれる日本人の女の子、そして多分ジャズバンドがあったと後でわかりました。本当にPanache Brothersは居るのか? 僕がでっち上げたバンドです。今年の1月頃冗談で作り上げた、Temptationsのノヴェルティ・パロディーです(^_^)。
日本でデビュー!
――スウェーデンではまだ在学中だそうですね。どうして、日本でデビュー・アルバム『The Black Letters』を発売することになったのでしょうか? 日本は、リリースが最初の国ですか?amazon.co.jpにあるCDは、ジャケ写からリンクできます。(amazon.co.jpにない場合、海外のamazonや他の通販サイトへ)
The Black Letters |
02. Breeze Whispers
03. Disco In The Sky(I Won’t Go Back)
04. Remington Blues
05. When There’s No Tomorrow
06. Breeze Whistles
07. Counterfeit Astonishment
08. The Ivory Field Of Flair
09. Jodorowsky Hijinx
10. The Flourishes Of The Quadrille
11. Bombyx Mori
日本を愛しているので、僕に多大な文化的インスピレーションを与えくれた日本の人々へアルバムを捧げたかったのです。そして、僕のアルバムはサンプリングでいっぱいなので、その辺も考慮しています。日本とRallye(本国でのリリース元)が僕のレコードを公表する唯一の場所になるでしょう。僕は、世界を広くリリースする意向はないです、僕は、Panacheを趣味、僕の研究以外のちょっとした余分の収入源としてやっています(現在、図書館学と情報科学を勉強しています)。
レコハン野郎
レコード大好きPanache |
はい、全体としてのアルバムは、まったくラウンジーですね。僕は、アヴァランチーズと溶け合ったコーネリアスの『Fantasma』のようなファンタジー・ポップの冒険を作りたかったのです。バラードとかのスローテンポの曲の中からサンプリングしたものが多いです。それゆえに、ダンス指向のトラックはあまりありません。僕は、ほんとうにレコードコレクターで、アナログにもっとお金が使えたらなぁと思います… 僕は、手に入れることができる全てのソフトロックを集めます、そして、ガイドブックとして日本のソフトロック辞典さえ持っています。サウンドトラックは、サンプリングに使うことができる多くのストリングスを用いたループがあるので、いいコレクションの対象です。僕は、ストリングスのマニアですから!