こんなのあり?
ポールのリミックスを集めたものはないかと調べてみると・・・Night Hawkという謎のレーベルから出たポール・マッカートニーのクラブ系リミックス集『Wingspan The Remixes』(2002年)というのがあります。01. Silly Love Songs (Wings vs Loop da Loop Radio Mix)
02. Silly Love Songs (Wings vs Loop da Loop Main Mix)
03. Silly Love Songs (Artful Dodge Mix)
04. Coming Up [Song for Estella] (Linus Loves Mix)
05. Coming Up (Zak's Mix)
06. Let 'Em In (Remix)
07. Let 'Em In (with Lulu)
08. Winging It (Let 'Em In / Different Gear Mix) #1
09. Winging It (Let 'Em In / Different Gear Mix) #2
10. The Clean Machine Mix #1
11. The Clean Machine Mix #2
12. The Clean Machine Mix #3
13. Goodnight Tonight (Loop Da Loop Club Mix)
14. No More Lonely Night (JSM/Alessi Bros Mix)
冒頭の3曲は12インチで紹介した『S.L.S』からで、Loop da Loop名義では元々ディスコ調の「Goodnight Tonight」が、さらにフィルターディスコ化。別の機会に紹介しますが、7曲目の「Let 'Em In」は、ルル(Lulu)という60年代から活躍する英国女性シンガーとポールが歌う「Inside Thing」と同曲でしょう。8曲目と9曲目の「Wing It」は、「Let 'Em In」のトラックを使っているようですが、原曲を忘れてしまいそうなハウスです。10曲目から12曲目の「The Clean Machine Mix」は、ネットで公開されたLinda McCartney Pro Cycling Teamに捧げる延々と続くハウス・チューン。ヴェジタリアンでドラッグフリーであることからクリーンらしいですが、「はい、菊地です」のポールが懐かしい。
6月18日にポールは63歳の誕生日を迎えましたが(あと一年で「When I'm 64」も現実となる!)、Twin Freaksのようなプロジェクトをやる63歳のポール(しつこい!)を頼もしく思います。9月12日(イギリス)には、ニュー・アルバム『Chaos And Creation In The Back Yard』をリリースとなり、こちらも楽しみです。
さて、BEATLESQUE研究第1弾は如何でしたか? 次は60年代にタイムスリップします。
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