テクノポップ/テクノポップ関連情報

DJ HELLに会ってきた!(2ページ目)

ドイツを知るためのイヴェント、ArtiStageのため来日したDJ HELLに直接取材を敢行! シュワちゃん、アマンダ、ノイエ・ドイチェ・ヴェレといろいろ語っていただきました。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

シュワちゃんに訴えられた!

amazon.co.jpにあるCDは、ジャケ写からリンクできます。(amazon.co.jpにない場合、海外のamazonや他の通販サイトへ)
――Gigoloのコンピレーションのジャケは、アーノルド・シュワルツネガーに始まり、シド・ヴィシャス、そして現在はアマンダ・ル・ポールに変わって行きましたね。アーノルドに訴えられたというのは本当ですか?

そうだよ。彼はアイデアを気に入ってくれなかった。彼は彼を利用してGigoloが儲けていると思ったようなんだ。

――アーノルドはユーモアのセンスがないでしょうかね。

僕はユーモアのセンスがあると思うんだけれど・・・彼の周りには多くの弁護士たちがいるから、お金を取り立てる方法になってしまった。アメリカのやり方で。確かに僕たちは法的に問題がある事をしただろうけれど、話し合う事はできたと思うんだ。結果として、彼は僕を訴えて、僕は負けて多額のお金を払う事になったんだ。多額のね。

――じゃ、それでシド・ヴィシャスに変えたのですか?

でも、筋肉のポーズは保っていこうとね。キャラクターは変えていくつもりで・・・シドには2000年に変えたんだが、2002年にはレトロなものが流行りすぎと感じたので、アマンダにお願いしたんだ。NYのホテルでアマンダに筋肉のポーズをしてもらって撮影したんだ。アマンダの後はまた新しいキャラクターにすると思うよ。

アマンダは最高にSWEET!

――アマンダはあなたの申し出を快く受け入れてくれましたか?

とってもとっても気に入ってくれたよ。彼女はスポットライトを浴びるのが大好きだし。彼女は存在自体がアートだと思う。ボディー、ルックス・・・とても特別な存在だ。もし、アンディー・ウォーホールが生きていたら、彼女は彼のファクトリーに居ただろう。

――アマンダのための曲まで作っていますよね。

「I Am Amanda Le Pore」(『Giogolo CD 8』に収録)の事だね。彼女のことはとってもリスペクトしているし、性格も最高だし、キャラクターも強い。彼女の事を誤解している人もいるようだが、彼女は最高にスウィートで美しい存在だよ。

――アマンダはGigoloの事を元々知っていたのですか?

知っていたよ。「I Am A Disco Dancer」とか・・・彼女は音楽マニアではないけど、間違いなくクラブからの音楽はよく知っている。
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