シングルのジャケも素敵!
ジャケ的にも評価したい彼らのシングルも紹介しましょう。なお、収録曲はリリース国によって違いますので、ご了承ください。デビュー・シングルの『Comfortably Numb』(2004年)はピンク・フロイドのアルバム『The Wall』(1979年)からのカヴァーですが、これはもう発想の勝利。ジェイクのビージーズ(又はジミー・サマヴァイル)的ファルセット声とフランキーの「Relax」という到底結びつかないものが、曲に新しい息吹を与えています。ジャケもセクシー!
01. Comfortably Numb (Album Version)
02. Comfortably Numb (Fatboy Extended Mix)
03. Rock My Spot (Crevice Canyon)
04. Comfortably Numb (Video)
セカンド・シングル『Take Your Mama』(2004年)は、エルトン・ジョンの遺伝子を受け継ぐホンキー・トンク・ナンバー、全く違うシザー・シスターズのキャラクターを見せつけてくれます。実際、エルトン・ジョンも彼らを評価しているらしい。彼らのイギリスでの起爆剤となる。
01. Take Your Mama
02. The Backwoods Discoteque Pt II
『Laura』(2004年)はエルトン的でもありますが、ビートルズ直系の70年代モダンポップの臭いがする、ソングライティングの才能が感じられる曲。いや、こんないいアメリカのバンドがいるんだと。
01. Laura
02. Borrowed Time (Demo Version)
03. Laura (Riton Re-Rub)
04. Laura (Video)
05. Take Your Mama (Video)
『Mary』(2004年)はストレートにいいバラード、それも10ccのようにと言うと最大級の賛辞です。ライヴで、ジェイクは「これは僕の友達のために作った曲」と言っていました。確かに、2枚目から4枚目のシングル(リミックスを除く)にエレクトロクラッシュ的な要素はほとんど感じられず、70年代的。そして、3曲目はFranz Ferdinandのカヴァーです!
01. Mary
02. Mary (Junkie XL Radio Edit)
03. Take Me Out
またまたセクシー・ジャケな『Filthy/Gorgeous』(2005年)は、ジャンキーな女装売春婦の歌。これはぜひぜひ、PVで見て欲しい。男同士のキスが問題になったらしいが(思い出しますね、タトゥーの事)、Frankieの「Relax」のPVを思い出す、SM&フェティッシュ系。
01. Filthy/Gorgeous
02. Filthy/Gorgeous (Paper Faces Vocal Mix edit
03. Mary (Mylo Mix)
04. Filthy/Gorgeous (Video - Gorgeous Version)