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レゲエ歌謡対談~Part 1 次はレゲエ歌謡だ!(3ページ目)

強力★新シリーズ開始! 山本ニューミュージックさん(8-bits)との対談で検証する、レゲエ歌謡の歴史。先ずは、レゲエ歌謡の定義、そしてそのルーツから海外のレゲエポップスについて。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

レゲエ歌謡のルーツは?

【先生】レゲエ歌謡の定義って難しそうですが、紹介していく内に読者の皆さんも分かってくれると思います。日本で最初のレゲエ歌謡とは何なんでしょう?

【山本】トニー吉田さん(オムニバスCD『ソフト・ロック・ドライヴィン』監修等で知られる和製ポップス研究家)によると、北大路欣也『風のバラード』(1967年)で、既にレゲエ的なリズムが取り入れられているそうです。レゲエを知らずして録音された曲をレゲエ歌謡と呼んでいいものかどうかは意見が分かれるところでしょうが、これが最初でしょうね。

【先生】北大路欣也というのは、あまりにも意外ですね。ラスタヘアーの北大路欣也が夢に出てきそうです。

【山本】実はですね、聴いたことがないんですよ。恥ずかしながら。そういうものだ((c)ヴォネガット)。今後の課題ということで、次に行きましょ。

【先生】・・・(3週間後)実は、これを聴きたくてしょうがなくなって、Yahoo! Auctionで400円で落札しました。イントロから「チャッチャカ、チャッチャカ・・・」って感じで、先入観を持って聴けば、無意識の偶然レゲエ歌謡と聴こえなく無いことも無い。
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