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アーティスト・インタヴュー~Part 32 親日ドイツ人~Steril/Latex(3ページ目)

野本かりあのヴォーカルをフィーチャーした日本語エレクトロ・ソング「Grey」やZombie Nationのサポートでも知られる、International DeeJay Gigoloの親日ドイツ人、Steril(及びLatex)に対面インタヴュー!

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

LatexはSMではない

――Sterilと並行する形でLatex*5として活動しようとした理由は?

1991年にジゴロ以外のレーベルからリリースしようとした時にちょっとした問題があったからなんだけど。

*5 アルバム『Replique』(2002年)。

――音楽性という点からは、その二つの名義には違いがあるのですか?

時間が経つにつれて、違いも出来てきたんだ。Sterilはよりエレクトロで、Latexは16ビートのデケデケデケといった感じで。Sterilでは何でもできるという感じです。

――Latexのライヴ映像を見ました。ガスマスクとラバーでフェチ完全武装ですね。フェチなんですか(笑)?

僕にとっては性的な意味はなくて、プラスティックでインダストリアルな表現なんだ。人によっては、僕がSM愛好者とか言うんだけれど、興味はないんだ。

――SMとかいう意味はないのだけれど、ただラバー愛好者なのかと(笑)。

ラバーは別に好きではなくて、時にはゴミ袋とかも使うんだ。

Zombie Nationとの関係

――Zombie Nationとは、どういう関わりをしていたのですか?

Zombie Nationがスタートした頃は、Splank!とMoonerだったけれど、Moonerは途中で自分の道を歩む事になって、Zombie Nationのための時間がさけなくなったんだ。Zombie Nationが有名になりすぎたというのもあって・・・Splank!が僕に頼んできたんだ。

――ライヴ・サポートが中心だったのですか?

そう。ちょっと音楽的な作業もあったけれども。一緒に作ろうともしたけれど、二人のスタイルは違いすぎた。

――『Kernkraft 400』は異常な売れ方をして、「Top Of The Pops」に出演したというのは本当なんですか?

僕は99年末にZombie Nationに関わり始めたのだけれど・・・「Top Of The Pops」には僕もステージに立つ筈だったんだけれど、その時お昼の仕事をまだしていたんで、行けなかったんだ。

――Zombie Nationや他のジゴロ系の人たちが、現在エレクトロクラッシュとか言われているエレクトロリヴァイヴァルなムーヴメントを作ったと思うのですが、特にジゴロ系の人たちはエレクトロクラッシュと距離をおいていますね。その辺のシーンについてはどのように考えますか?

エレクトロクラッシュの問題は、大きなまやかし(ハイプ)である事。2002年頃に始まったと思うけれど、ジゴロの皆はずっと前からエレクトロをやっていたわけで。でも、突然エレクトロクラッシュが現れて、下世話すぎて・・・誰もエレクトロクラッシュの中には居たくない。
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