本来のアートなジャケ美術館シリーズを再開! 基本は、ロシア構成主義。どんぴしゃでないものもありますが、まぁ全体的に構成主義的。先ずは、現在イチ押しのUKバンド、フランツ・フェリディナンドだ! 別にテクノってわけではないけど、いいものはいい。

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ガイドおすすめCDとしても紹介した、ついに日本でもデビューし、FUJI ROCKにもやってくるフランツ・フェリディナンドのファースト・アルバム『Franz Ferdinand』(2004年)。アレックス(Alexander Kapranos)、ニック(Nicholas McCarthy)、ポール(Paul Thomson)、ボブ(Robert Hardy)の4人組。アレックスは、NME誌における投票で「セクシーなロックスター」の2位に選ばれました。ちなみに、1位はThe Libertines'のカール(Carl Barat)。イケメン集団とまでは言わないが、スーツもちゃんと着こなせる、おしゃれなガレージ野郎たち。

デビュー・シングルとなった『Darts Of Pleasure』(2003年)。ジャケは、芸術であると訴えかける。ロシア構成主義、ダダ、バウハウス、イタリア未来派などからの影響が伺える、幾何学的かつミニマムな色使いのジャケを連発。づっと、こだわり続けてやって欲しい。

全英チャートで初登場3位となったシングル『Take Me Out』(2004年)は、CDとDVDのリリース。XTC的なねじれ度合いも嬉しい、ガレージ・ロックの中に潜むUKポップ・バンドの遺伝子をひしひしと感じる。

しかも、ダフト・パンクがリミックスした12インチ『Take Me Out - Daft Punk Remix』も6月21日にリリース。泣いて喜ぶ人もいるでしょう。ジャケは、トリコロール・カラーでフレンチ!

サード・シングル『Matinee』(2004年)も、CDとDVDの2種類で、ちょっと色違いの渋いジャケが泣かせます。ジャケもアートスクール的ですが、このファンキーなサウンドも、ロキシー・ミュージックからトーキング・ヘッズあたりのルーツを感じさせるアートスクール・ロックと呼べる代物。彼らのプロモ・ヴィデオも同様にアートしています。7月中旬には、4曲入りシングル『Michael』をリリース予定。