日本人女性に失恋した傷心のゲイリー・ニューマンが歌った「This Wreckage」。意味は「この残骸」ですが、邦題は「別れよう」。注意して聴かないと、日本語で歌っている事すら気づかない。サビで「ウォー・わーかーれーよう」と確かに歌っていますが、ほとんど英語です。ゲイリー・ニューマン全盛期のチューブウェイ・アーミーから数えて4作目のアルバム『Telekon』(1980年)。

ノーウェイヴや変態ディスコ、現在のディスコパンクのルーツ的存在として再評価が高まるZEレコード。デヴィット・シガーソン(Davitt Sigerson)が中心になって出来たと思われる多国籍企画物グループ、Daisy Chainの「No Time To Stop Believing In Love」は、日本語、英語、スペイン語、フランス語が入り混じるキワモノ・ソングの金字塔。ちなみに日本語のパートは、カワゾエというモデルさんが歌っています(へたです)。ジャケ写は、この曲が収録されているZEオムニバス『ZETROSPECTIVE I』(1990年)ですが、Hi-NRGコレクターのビターさん曰く、激レアHi-NRGとしてこの12インチが万単位で取引されているとの事。ZEからの再発希望。

元祖!変態ディスコ

YMOが参加したわけでないヒューマン・リーグの実質カヴァー・アルバム『YMO vs. The Human League』(1993年)収録の「Kimi Ni Mune Kyun」。ノヴェルティ日本語ソングを意図したわけではないのでしょうが、そのものです。シングル『Tell Me When』(1994年)にもサーヴィス・トラックとして収録されている。

YMOの遺伝子~第5回

ニュー・オーダーのカヴァーは、日本人アーティストだけのトリビュートもあるくらいで、そのカヴァーは多量ですが、イギリスのひねくれたバンド、ザ・タイムス(The Times)の「Lundi Bleu」は、「Blue Monday」のハウス系フランス語カヴァー。タイトルは、フランス語で「Blue Monday」。このシングル『Lundi Bleu』(1992年)では、オリジナルのフランス語、ドイツ語、ポルトガル語、スペイン語、そして日本語でカヴァー。