10. Prefab Sprout: When Love Breaks Down
プリファブ・スプラウトのセカンド・アルバム『Steve McQueen』(1985年)からの彼の代表曲とも言える美しい・・・美しい、ラヴ・ソング。このプロデューサーとしても知られる「彼女はサイエンス」のトーマス・ドルビーによる、ネオアコとフォーマットの中で透明感溢れるリミックス・ヴァージョンを選びます。
11. Lotus Eaters: It Hurts
ロータス・イーターズは、そのルックスからニューロマ系的な扱いをされていた時期もあるそうですが、シンセは使っているものの、やはりネオアコの継承者。日本でもカルト的人気があり、Vinyl Japanからもこの曲も含めたボーナス入りで『No Sense Of Sin』が2001年にリリースされています。最初の小ヒットとなった「The First Picture Of You」の方が有名ですが、彼らが解散する前にシングル・リリースした「It Hurts」・・・それほど有名な曲ではないと思いますが、せつなさが全開する泣かせる曲です。
12. The Boo Radleys: Find The Answer Within (The High Llmas Mix)
ブー・ラドリーズの中では、一番ポップで商業的にも成功を収めたアルバム『Wake Up』(1995年)から。ビーチ・ポーイズとビートルズの影響が感じられるギターポップ・バンドですが、特にお勧めは、ハイ・ラマズのミックスのスペーシィー・ギターポップ・ヴァージョン。こちらは、シングル『Find The Answer Within』のみに収録。
13. Intastella: The Night
ステラをヴォーカルに元Hypnotoneのメンバーが中心になって出来たマッドチェスター・ブームの中のバンド。Saint Etienneっぽいですが、この「The Night」は名曲。彼らのアーカイヴともいえるアルバム『Intastella Overdrive』(2002年)にも収録。
14. Stars: Toxic Holiday
スターズというハードロック・バンドがありましたが、同名異バンド。イギリス人とカナダ人が中心になってニューヨークで結成された4人組。サウンド的には、イギリスのインディーポップ系。「Toxic Holiday」は、日本盤も出たデビュー・アルバム『Nightsongs』(2001年)にボーナス・トラックとして収録されましたが、ちょっと脱力感のあるエレクトロ・ギターポップ・・・そして、サビはもろニュー・オーダー。