14. ELO: Telephone Line
10ccの「愛ゆえに」もビートリッシュ曲ですが、この曲もその部類です。しかし、両バンドに共通するのは、ビートルズの模倣ではない。ビートルズっぽいんですが、やはり彼ら独特の味があります。そういう人たちが正しいモダンポップ(当時、そんな呼び方をしていなかったと思いますが・・・)。この曲、僕の友人が好きでした。愛の電話線・・・
15. Go West: The King Of Wishful Thinking
映画『Pretty Woman』(1990年)のサントラでもあったので、知っている人は多いでしょう。ピーター・コックスとリチャード・ドラミーからなるアメリカでもウケるちょっとソウルフルなダンスポップを得意としたゴー・ウェスト。映画のお陰もあってか、恋する男の強がりを歌ったこの曲は、彼らの最大のヒットとなる。その後、パットしないですが。
16. Stephanie: Irresistible
モナコの王女様、ステファニーは、1982年に自動車事故で他界した元ハリウッド女優グレース・ケリー王妃の娘。王女は、学生時代からディスコが好きだったようです。そんな王室の問題児的ステファニーが1986年に放ったのが『Irresistable』。シングルも存在するはずですが、僕はこのドイツ製の『One Hit Wonder(つまり一発屋)』(2000年)に収録されている物しか持っていません。ユーロビートに乗せてちょっと安田成美的歌唱力を持つ王女が歌うテーマは、抵抗できない愛。誘惑に勝てない・・・
17. When In Rome: The Promise
出だしがUltravox。いわゆる一発屋で、アルバム『When In Rome』(1988年)でもこの1曲のみが光っている愛の契りを歌う忘れられた名曲。
18. Midge Ure: If I Was...
ミッジ・ユーロのソロ・アルバム『Gift』(1985年)から第2期Ultravoxから引き継がれる哀愁のニューヨーロピアン・エレポップ・サウンドの定番。ミッジのベスト・アルバム『If I Was: The Very Best of Midge Ure & Ultravox』(1993年)のタイトルでもあります。もしも僕が・・・。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。