デビュー・アルバム『Electtrico Strada』を1月21日にリリースしたばかりの【左上】福間創(元P-MODEL、ヤプーズ)、【右上】山口慎一(ヤプーズ)、【左下】MOMO(Ambient 7)、【右下】山口淳二(bloc graphics)の4人のメンバーからなるSOYUZ PROJECTの福間創さんに直撃インタヴュー!
◆SOYUZ project.com
――福間さん、この度は、SOYUZ PROJECTととしてのファースト・アルバムのリリースおめでとうございます。先ずは、古い話から聞かせてください。ミュージシャンとしてのデビューは、¡Por Supuesto!からリリースされた加藤賢崇さんがプロデュースしたオムニバス『トロイの木馬』(1993年)にも参加したControlled Voltageですよね。これは、福間さんが脱退後にリリースされているようですが、参加のきっかけは?
Controlled Voltageのライヴに 加藤賢崇さんがいらして、ライヴ後声をかけてくださったんです。「あのMemoryMoogいくら?」って(笑)それがきっかけです。『トロイの木馬』発売記念ライブを最後に僕は Controlled Voltageを脱退しました。確か21~22才の頃です。
――そして、1994年に第10期P-MODELのメンバーとして、元DADA~4Dの小西健司さんと加入されましたが、参加のいきさつは? P-MODELのデビューは79年なんで、当然後から聴かれたのだと思いますが、加入前からP-MODELはよく聴かれていたんでしょうか?
P-MODEL参加への経緯は小西さんにネットでナンパされました。P-MODELの名前はもちろん知っていましたが、実は当時あまり聴いていませんでした。「美術館であった人だろ」は、ヒカシューの曲だと思っていたくらいですから(笑)ですが、随分後のアルバム『P-MODEL』『BigBody』はよく聴いていました。不思議な話なんですが、僕がP-MODELに加入する話など全く無い時から、何故か練習していたんですよ(笑)ライヴの。あてぶりまで。その後加入が決まったのですが、それほどビビルこともなく「あ、やっぱり人生そうなってたんだ」と。ヤプーズに加入したのも不思議な話があるんですが、あ、このままだと違う次元の話になりそうです(笑)。