今回、9月18日に日本盤がリリースとなった『Stop Stop Stop~愛の罠』。これは、タトゥーでもあったように英語版のトラックにオリジナルのロシア語版、そして「Kill My Girlfriend」を日本語で歌った「愛の罠」を収録した日本向け編集盤です。即席にしては、ちゃんと日本語歌唱が出来ています。このエロな日本語詞は潮吹ジュン(風吹ジュンではなく)という人がしていますが、ペンネームにしても凄い名前だと絶句しました。英語版を作るところに世界進出の野望が見えます。タトゥーがあそこまで日本で受けたいい意味での余波かもしません。7月22日の「めざましテレビ」では「“バイアグラ”日本語で熱唱 」のキャプションで「愛の罠」の録音について放映されました。

このCDに収録されている(曲だけ)「Good Morning, Papa!」は、「Bomb」の延長上にあるハードロック風ですが、ここでメンバーがさらに入れ替わっています。先ずは、出産を終えたナージャが復帰。そして、ターニャはPVには一部登場しているが、ステージ・シーンから消える。この時点では、アーニャ、アレーナ、ナージャ、ターニャ(途中で脱退?)。公式サイトで見れますが、PVでは、バイアグラが血まみれの凶暴な暴力集団に化します。

そして、話題の「Don't Leave Me, Darlin'」は、バラードなんですが、PVではバレエのシーンに混じって、脈絡が不明なSMチックなシーンを披露。ここで、センター格だったアレーナが同じブロンド系のヴェーラ(Vera)に入れ替わり、ジャケの3人・・・ナージャ(左)、ヴェーラ(中)、アーニャ(右)からなる現在のラインナップとなる。ちなみに僕は、現在のラインナップが一番充実していると感じる。アレーナなソロを目指しているようです。

TVミュージカル「シンデレラ」からの「Kill My Girlfriend」では、コミカルなPVを製作し、二人のおばさんが「LOVEマシーン」のような「ヒュー・ヒュー」掛け声をしてくれます。また、現在のラインナップで「Stop! Stop! Stop!」のPVは取り直しがされています。

Disc 1:
01. Stop! Stop! Stop!
02. I Misunderstood
03. Don't Leave Me, Darlin'
04. Kill My Girlfriend
05. Good Morning, Papa!
06. What Have I Done ?
07. Embrace Me
08. Thanks For The Summer
09. Stop! Stop! Stop! (ロシア語版)
10. I Misunderstood (ロシア語版)
11. Don't Leave Me, Darlin' (ロシア語版)
12. Kill My Girlfriend (ロシア語版)
13. Good Morning, Papa! (ロシア語版)
14. 愛の罠(日本語版)
15. Hold Me Closer (Remix)

Disc 2(DVD):
01. Stop! Stop! Stop!(PV)
02. Don't Leave Me, Darlin' (PV)


タトゥーと比較されたりする、同じスラブ系の挑発的なPVを打ち出すバイアグラですが、相似形ではない・・・というのが僕の意見です。バイアグラは、ウクライナ版イエローキャブとも言えるフェロモン系で、いい意味でも悪い意味でも芸能的です。サウンド的には、ウクラニアン・ディスコ歌謡(ウクラニアの民族的なエッセンスを取り込んだディスコ的歌謡曲)とでも言っておきます。これから旧ソ連や東ヨーロッパから生まれてくる変種ポップに期待したいと思います。ちなみに、現在公式リリースはありませんが、その動向を注目しているのが、ロシアのМИН-НЕТです。クラシックなどもモチーフにしたヒップポップ(ホップじゃなくて)・トリオ。また、特集したいと思います。

ウクライナみたいな。(ウクライナのポップを紹介)

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