この騒ぎの最中、やっと日本のユニバーサルも重い腰を上げてくれました。当初、3月19日発売予定だったのですが、3月5日に発売を前倒しして、日本盤『200 Km/H IN THE WRONG LANE(邦題は「t.A.T.u.」)』がついにリリース。「聴かなきゃイケナイ!エクスタシー・デジ・ポップ・デュオ」というのがタトゥーの宣伝文句です。「エクスタシー」はいいとして、う~ん、「デジ・ポップ」と言うのは、「デジ・ロック」みたいでいまいちです。タトゥーがプロモーション来日という噂も流れていたんですが、それは単なる噂でした。その代わりといっては何ですが、日本で公募した「t.A.T.u. GIRLS」がプロモーション活動をするという荒業に出ます。今や、大きなレコード店に行けば、タトゥー・コーナーがある。
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01. Not Gonna Get Us
02. All The Things She Said
03. Show Me Love
04. 30 Minutes
05. How Soon Is Now?
06. Clowns (Can You See Me Now?)
07. Malchik Gay
08. Stars
09. Ya Shosla S Uma(ロシア語「All The Things She Said」)
10. Nas Ne Dagoniat(ロシア語「Not Gonna Get Us」)
11. Show Me Love [Extended Version]
12. 30 Minutes [Remix]
13. Malchik Gay [Remix Edit]
14. All The Things She Said [dj Monk's Breaks Mix Edit]
CD-Extra
15. All The Things She Said [Video]
16. Behind The Scenes With Julia And Lena (Part 2)
日本盤はアメリカ盤にリミックス3曲をボーナス・トラックとして追加したものです。一見、ジャケ違いと思わせますが、エクストラ・スリーヴとしてもう一枚紙が被せてあるだけです。中身のジャケは、アメリカ・ヨーロッパ盤と共通です。やはり、日本人は女子高制服が好きと読まれているのかも。洋楽としては初のデビューアルバムでオリコン・アルバム・チャート1位、発売5日にして50万枚、ミリオン達成も夢ではない領域に来ています。
同時に、日本盤シングル『All The Things She Said』も発売してくれます。オリジナルに加えて3曲のリミックス・ヴァージョンとインストを追加。
ちなみに2月11日に発売されている韓国盤のエクストラ・スリーヴも違います。アメリカ盤+『30 Minites [Remix]』の12曲入りです。韓国でも、プロモ・ヴィデオは物議をかもしている模様。アジアでは台湾盤もありますが、中国語タイトルは「超速快感」! 時速200kmで超速とはちょっと大げさなような気もします。
こちらは、英語ヴァージョンのロシア盤です。後ろ向きなジャケでつまんないです。
ロシアでは『Ya Shosla S Uma(ロシア語「All The Things She Said」)』はシングルで最初にリリースされましたが、その後、『Nas Ne Dagoniat(ロシア語「Not Gonna Get Us」)』のプロモ・ヴィデオは発表されますが、正式シングルは確認されていません。既に、ヨーロッパでは、第2弾シングル『Not Gonna Get Us』がリリースされています。
最初はヨーロッパ盤『Not Gonna Get Us』。「Not Gonna Get Us」のRadio Version、Dave Audeのリミックスとヴィデオ、そして「All The Things She Said」のリミックス2曲を収録。曲もプロモも出来がいいので、第2弾シングルも期待できそうです。アメリカ盤も3月18日に発売予定。
ジャケ違いのスペイン盤『Not Gonna Get Us』もあります。