ニューヨークで結成されたハードコア・メタル・パンクの元祖、プラズマティクスのデビュー・アルバム『New Hope For The Wretched』(1980年)です。Wendy O. Williamsは、モヒカンとニップル貼りをいち早く取り入れた女性ロッカーです。他のモヒカン・ロッカーは、ニナ・ハーゲン、BOW WOW WOWのアナベラちゃん。
ジャケが小さすぎて、分からないって? Plasmatics公式サイトでは、アルバム『Put Your Love in Me: Love Songs for the Apocalypse』(2002年)も含めて、多くのリイシューCDが買えます。残念なことに、Wendy O. Williamsは、1998年4月6日、48歳にて自ら命を絶ちました。
スペインのニューウェイヴ・シーン(La Movida Madrileña)は、日本ではMecano以外ほとんど紹介されていませんが、その女王とも言えるのが、Alaskaちゃんです。Alaska y Dinaramaとしてリリースした『No es Pecado』(1986年)では攻撃的かつ挑発的なモヒカンのAlaskaちゃん。
現在、Alaskaちゃん(「ちゃん」づけはキツイ)はFangoriaというエレクトロニカ系ユニットでアルバム『Naturaleza Muerta』(2001年)をリリース。相変わらず、ケバイですが、時の経つのは早いものです。
日本を代表する原始的ガール・パンクとして穴奴隷のアルバム『プッシー・カニバル・ホロコースト』(2001年)を選びます。あのキャプテントリップ・レコードからです。下手で悪いかという自信を感じる。真ん中の娘は、Wendy O. Williamsの影響を受けてるのかな。