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セクシー☆ジャケ展#2:確信犯的セクシー挑発(2ページ目)

ぶっちぎり「セクシー☆ジャケ展」第2弾は、確信犯、アートそして肉体派まで。対象年齢18才以上。読むほどに濃くなる! 隠しページあり。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

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セクシー・ジャケの金字塔と呼ばれるアルバム『Country Life』(1974年)です。モデルは、エヴァリン・シーリング(左)と彼女の恋人の妹であるコンスタンス・ランタマン(右)。コンスタンスはニューハーフというデマも流れました。この手のものに対して保守的なアメリカでは、バックの森だけのジャケになった時期もある。

活動休止前の最後のアルバム『Siren』(1975年)では、当時フェリーの恋人だったスーパーモデル元祖、ジェリー・ホールを起用。後にホールは、ミック・ジャガーの妻となるが、離婚。

策士マルコム・マクラーレンの仕業です。Roxy Musicの『Country Life』の話題と成功が頭にあったのでは? ジャングルビートで連打したBow Wow Wowのアルバム『See Jungle! See Jungle! Go Join Your Gang, Yeah! City All Over! Go Ape Crazy! (ジャングルでファンファンファン)』(1981年)のオリジナル・ジャケです。フランス印象派のマネの『草上の昼食』の真似なんですが、よくこんなそっくりな背景場面を探せたものです。

こちらは、『See Jungle! See Jungle! Go Join Your Gang, Yeah! City All Over! Go Ape Crazy!』の現在のアメリカ盤ジャケです。オリジナルは未だにアメリカでは解禁されていないのでしょうか? 発売当時もこれと違う別のジャケでした。
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