何故かジョン・ケールがプロデューサーとして名を連ねている、フレンチ・テクノ・ロリータ姫、リオのアルバム『POP MODEL』(1986年)です。ポルトガル出身で、16歳でベルギーのニューウェイヴ・シーンからデビューしているから、純粋のフレンチ・ロリータではないのですが、そんなことはかまわない。裏ジャケもよし。
リオのアルバム『WANDATTA』(1996年)の邦題は『リオの逆襲』です。彼女の本名はWandaで、深い意味が込められているようです。収録されている『LÉONARD』は、日本の民謡のような曲。
Robertは「ロバート」ではなく「ロベール」で、アルバム・タイトル『Sine』(1993年)は「シネ」ではなくて「シィヌ」です。きのこ狩りが趣味らしい不思議ロリータちゃんは、クラフトワークの『モデル』を吐息でカヴァーしています。どこが、セクシー・ジャケ?と疑問を投げかける方もおられると思いますが、中ジャケがポイントです。
「ちょっとだけよ」の加藤茶状態のミレーヌ・ファルメールのベスト・アルバム『Les Mots』(2001年)です。中のブックレットは、写真集のようになっていて、こちらの方がセクシー度大。
セクシーなんだけど、エキセントリックなミレーヌ。凄い美人のように思えて、わりと普通っぽい顔していたりもするミレーヌ。でも、どうしてアルバム『Dance Remixes』(1992年)の裏ジャケでは、縄でぐるぐる状態なんでしょう。
あのジャケはないのか?と思っている貴方、次回にご期待ください。
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