――スイープ・レコード(トルバドール改め)から、CYBORG'80sの記念すべきファースト・アルバム『SWITCHED ON CYBORG』がついにリリースとなりましたね。Yセツ王の中村さん作のジャケはサイバー・スペース的でカッコいいですね。ずばり、アルバムのコンセプトは?
トラック・リスト
M01 Change! Cyborg
M02 あいしてるでゴーゴー
M03 My Cyborg<feat.Tomoko,Mie & Satchi (jellyfish)>
M04 HAKKA<feat.Magnaroid>
M05 HACKER
M06 TECHNOTICA EXOTICA
M07 トワイライト
M08 interlude
M09 Love Sports
M10 In the mirror<feat.Lie Inomata>
M11 ミスルージュ
M12 夢心地<feat.Tomoko>
M13 The garden in the air
bonus tracks
M14 Love Sports ~ボルシェビッキmix~<remix by polymoog>
M15 Change! Cyborg ~1-2-3mix~<remix by polymoog>
ズバリいうなら「ポップであること」ですね。「テクノポップ」と言ってしまってますが、「テクノ」より「ポップ」であることに重点を置いています。「ポップであればナンでもあり」だと思っています。
ジャケについては、本当に中村さんが素晴らしい仕事をして下さいました。僕はこれから中村さんのことを「画伯」とお呼びするようにしました。て、勝手にですが。
――CYBORG'80sは不特定多数のメンバーからなるようですが、コアのメンバーは誰ですか? Art Of Noise的ですね。いやモダチョキかな?
このところ、02号のoilくん、03号polymoogさんに06号トモコさん、09号のヒナコさんとやりとりしていることが多いです。あ、あと、99号の四方さん。「イメージ的な部分のコンセプトについてはある意味モダチョキかな?サウンドへのアプローチやコンセプトはArt Of Noiseかな?」なんて言うとかっこいい?(笑)
――『夢心地』の作曲などでまことに巧みな仕事をされている、ANIことお兄さんも参加されていますが、昔から音楽的に触発しあっていたのでしょうか? レコードを貸しあったりした仲、それとも奪い合った仲なんでしょうか?
貸したり奪ったりの仲ですね(笑)。兄からの音楽的影響はかなりあります。「曲提供して下さい」と言っては譜面を貰って、コード使いとか盗んでます(笑)。貸したり奪ったりの仲なので。
――jellyfishの三人娘(トモコさん、三詠さん、佐智子さん)とjellyfish(ジャケはjellyfishのファースト・アルバム)のお友達のリエさんも参加していますが、やっぱり女性ヴォーカル好きですね。『My Cyborg』とかは裏jellyfishとも言える内容ですが、曲を作る際、どの辺に一番配慮されましたか?
うーん、配慮ですか。歌える範囲内でメロを・・・・と思ったけど、実際に曲をトモコさんに渡したら「この辺はちょっと苦しいかも」とか言われてしまいました。オケの方は最初終始鳴っているギターのサンプルをずっと鳴らしていて、そのうちメロディーが浮かんできたので、その時点で「これはjellyfishの皆様に歌
ってもらいたいな」と思いました。最初から「jellyfishの曲」として書いたわけではなかったりします。
でも『My Cyborg』を「裏jellyfish」と、言って下さると嬉しいです。僕はできればjellyfishのメンバーになりたいくらい好きなユニットですから(笑)。レコーディングの時はこの曲が一番楽しかったです。ギャル・ヴォーカル ブラボー!ですな。
四方さんも女性ヴォーカル好き?