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全世界的に売れたダフト・パンクですが、フランスにおける今時のフィルター系を含めたエレクトロニカ・シーン(フレンチ・タッチと呼ぶらしい)はどうなっているのでしょう? フランスの音楽・カルチャー系雑誌『TECHNIKART』がタイトルにも使われているオムニバス『TECHNIKART FRENCH TOUR』(写真左:輸入盤のみ)をお勧めします。ライナーにKraftwerkとか書かれている(フランス語わかりません)ので、『Tour de France』なんかも意識しているのでしょう。ダフト・パンクが好きな人なら、クラブヒットしたらしいModjoの『Lady』(アルバム『Modjo』にも収録)とかAnne Laplantineの『Video Game』等を含めた16曲入りの充実の内容。

『TECHNICART FRENCH TOUR』にも『Naive Song』が収録されているミルウェイズ(Mirwais Stass)は、以前のClose Up!記事『ロリータ歌姫~LIO』でも出てきた人です。The StranglersのJ. J. Burnelがプロデュースしたことでもしられるフレンチ・テクノポップ・バンド、Taxi Girl(写真右:ベストアルバム『suite & fin?』~輸入盤のみ)のギタリストでした。他のメンバーがオヴァードース等のため活動不能となりTaxi Girl解散後、恋人のジュリエットと結成したJuliette et Les Independantsで2枚のアルバムをリリースしたものの、その後の音沙汰はしばらくありませんでした。

ところが、2000年になってソロ・アルバム『Productions』(写真左)をリリース。ニューウェイヴ世代からのダフト・パンク等の現行フレンチ・クラブ界への回答とも言える内容。前述の『Naive Song』、『Disco Science』等、全然古さを感じさせない先鋭的な作品です。推測ですが、ダフト・パンク自体もTaxi Girl等の当時のフレンチ・ニューウェイヴには影響を受けているのではないかと。そして、マドンナのアルバム『MUSIC』でのプロデューサーとして抜擢され、世間の注目を浴びる事となりました。流行りものへの嗅覚が鋭いマテリアル・ガール、マドンナならではの鋭い人選と言えます。タイトル曲『MUSIC』も、ヴォコーダー全開の2-STEPダンス・チューン。