テクノポップ/テクノポップ関連情報

クラブor ディスコ~Part 2 ダフトに続けフレンチ・タッチ(2ページ目)

Part 1のダフト・パンクに続いて、『トゥームレイダー』のBosco等のフィルター・ディスコを中心としたフレンチ・タッチ系のアーティストを特集!

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

amazon.co.jpでCDを買うにはタイトルかジャケ写をクリック!
他の要チェックすべきフレンチ・タッチ系としては、以下のアーティストが挙げられます。ダフト・パンクの在籍するVirgin Franceからは、80年代的エレクトロ・リヴァイヴァル系Cassius、ダウンテンポ~ラウンジ系Air(Summer Sonicで来日)。前述のModjoに加えてBosco、Grand Popo Football Club(GPFC)、Gwingo、Superdiscount、Dimitri From Paris等です。

Boscoのヴォコーダー全開の『Satellite』は、アンジェリナー・ジョリーが主演するゲームから生まれたアクション映画『トゥームレイダー』のサントラにも使用され、アルバム『Action』(写真左)にはSparks兄弟が作詞とヴォーカルで参加しています。

GPFCのアルバム『Shampoo Victims』(写真右)にはB-52’sのFred Schneiderがゲストとして参加しており、リヴァイヴァル・エレクトロとしても注目。両方ともテクノポップが好きな人にも十分楽しめる内容です。

あとフランスではないですが、ニューヨーク出身のハウス系DJであるRoger Sanchezの『First Contact』もテクノポップ直系としてお勧めです。

ある意味では、ダフト・パンクを中心としてプレイク中のフィルター・ディスコですが、世界中のムーヴメントとなっている模様です。以下のフィルター系のオムニバスもリリースされています。先ずは、Tommy BoyからリリースされたRobbie Riveraがミックスしたオムニバス『FILTERED; The Best Of Filtered Dance』(写真左:輸入盤のみ)。ジャケ買いしてしましそうな素晴らしいジャケなのですが、裏面が見せられないのが残念です。Stardustに始まり、オーストラリアのMadison Avenueに終わる15曲入り。驚いたのは、アメリカのエレポップ・バンドのInformation Societyがいつの間にかフィルターをやっていたことです。

また、日本でもavex、Epic、Universal、Warnerによる4社合同企画のフィルター系を中心とした今時ディスコものを集めたレーベル・オムニバス『nouvelle discotheque』シリーズ(写真右はavex版)も8月にリリースされています。Mirwais、Modjo、Bosco等のフレンチものから世界中のフィルター系が堪能できます。
【編集部おすすめの購入サイト】
楽天市場でテクノポップの CD・DVD を見るAmazon でテクノポップ関連の商品を見る
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます