キング・オブ・ロックンロール エルヴィス・プレスリー


オールディーズを代表するアーティストの中でも、もっとも有名で、もっとも人気があるのがエルヴィス・プレスリーだろう。R&Bとカントリー・ウェスタンを融合したのがロックンロールの始まりで、これがロックの元祖だと言われている。そしてそのロックンロールを最初に世界に広めたのがプレスリーだ。

1954年、「ハートブレイク・ホテル」でデビューしたプレスリーは、“黒人のように歌える白人シンガー”として一躍有名になり、大ヒットを連発する。そのスタイルはその後のロックバンドにも大いに影響を与えている。あのビートルズやレッド・ツェッペリンまでも、プレスリーの影響を受けたと言われているほどだ。

そして人気者になったプレスリーは、映画にも進出した。30作以上の映画にすべて主演し、挿入歌も自ら歌ってヒットさせているというから、現在では想像もつかないような大スターぶりだ。映画に主演して音楽をヒットさせ、音楽のヒットから映画のヒットも生まれるという、新たなスタイルを確立したのもプレスリーなのだ。

『MEGAエルヴィス~エルヴィス・プレスリー・エッセンシャル・コレクション』
プレスリーの大ヒット曲満載のベスト盤『MEGAエルヴィス~エルヴィス・プレスリー・エッセンシャル・コレクション』
そんなプレスリーを堪能するのにぴったりなのが、『MEGAエルヴィス~エルヴィス・プレスリー・エッセンシャル・コレクション』だ。「ハートブレイク・ホテル」や「ハウンド・ドッグ」、「監獄ロック」、映画の主題歌の「G.I.ブルース」といった、プレスリーといえばこの曲、という曲はすべて網羅しているし、必ずしも大ヒット曲だけを収録しているわけではなく、プレスリーらしさを十分に味わえる。入門編としても最適だし、以前からのプレスリー・ファンも満足できる選曲になっている。

今もなお人気の高いプレスリーだけに、以前のアルバムはもちろん、コンピレーション盤もかなりたくさん発売されている。どれを選んでも間違いはないだろうが、ヒット曲満載のこんなベスト盤なら、誰もが聴きやすく、楽しめるだろう。

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