「あっ、カエラちゃんだ!…後ろのオジサン達は、何者?」というワカモノも、
「おお、タカナカだ!…この小娘は、誰?」というギターオヤGも、ぜひ読んでください。
全員知ってるよ。という方もイジワルしないで、ね。
再再結成ミカ・バンドの強者メンバー達
木村カエラ 『Circle』通常盤 |
3代目のヴォーカリストとしてバッチリはまった木村カエラの起用は加藤和彦案だったそう。
結果を見るとミカ・バンドのヴォーカリストに必要とされる魅力をこれほどパーフェクトに兼ね備えている人もそうそういない訳で、いつまで経っても衰えない加藤和彦の眼力には本当に敬服してしまいます。
高橋幸宏 『BLUE MOON BLUE』 SKETCH SHOW、HUMAN AUDIO SPONGEでの活動を経て発表されたソロ・アルバム。エレクトロニカなサウンドと彼ならではの叙情性が融合した傑作です。 |
最近の動向だけを追ってみても、加藤和彦が井筒和幸の映画『パッチギ!』の音楽監督を務め毎日映画コンクール音楽賞を受賞、高中正義は2005年日比谷野音LIVEを自らのレーベルからDVDで発売、小原礼は奥田民生のツアーを終えたばかり、高橋幸宏は7年振りにソロ・アルバムを発表、と、そのスーパーグループぶりが伺えます。
全員がキャリアに腰掛けることなく現役で活躍しているのです。裏を返せば、それだけスケジュールを調整するのが困難なメンバーであると言う事も出来るわけで、CMから先に活動が発展するかどうかは微妙なところ、なのかもしれません。
→次のページ は「タイムマシンにおねがい」を聴くならこのアルバム!