ジャズ/ジャズ関連情報

12月のジャズライブ情報(大西順子特集)(3ページ目)

2005年12月に国内で行われるジャズライブ、イベントをガイドが特選。Pick Up Artist!では、今年4月、7年振りに復帰した伝説のピアニスト・大西順子を大特集します。

執筆者:鳥居 直介

2005年12月後半のジャズライブスケジュール

■マッコイ・タイナー・トリオ@ブルーノート東京
マッコイ・タイナー『ザ・リアル・マッコイ』
マッコイ・タイナー『ザ・リアル・マッコイ』
コルトレーンバンドを離れたマッコイの歴史的第一歩となった作品。ジョー・ヘンダーソン(sx)、エルビン・ジョーンズ(ds)、ロン・カーター(b)という当代随一のメンバーをそろえた録音は、60年代モダンジャズの傑作の1つ。
1.パッション・ダンス
2.コンテンプレイション
3.フォー・バイ・ファイヴ
4.サーチ・フォー・ピース
5.ブルース・オン・ザ・コーナー
マッコイ・タイナーは1938年生まれの67歳。いわゆるモダン・ジャズ創生期よりは若干若手の世代に属する彼のキャリア中、もっとも重要なのは『至上の愛』を代表とするコルトレーンバンドでの活動だろう。80年代以降はピアノトリオを中心に、ラテン、ファンク系の音作りにも取り組んできた。今回のライブでは盟友・エリック・グラヴァット(ds)とともに息の合ったスタンダード演奏を聴かせてくれそうだ。
【出演者】マッコイ・タイナー(p)、チャーネット・モフェット(b)、エリック・グラヴァット(ds)
【日程/会場】 2005年12月14日(水)~12月18日(日)/ブルーノート東京(青山)
【チャージ】8,400円
【問い合わせ】 →ブルーノート東京

■渋谷毅(p) エッセンシャル・エリントン
渋谷毅『エッセンシャル・エリントン』
渋谷毅『エッセンシャル・エリントン』
日本ジャズ界の至宝・渋谷毅がエリントンへの想いを綴った99年の傑作。語りかけるような美しいピアノに峰厚介ら名手が寄り添ったハイクオリティな作品。
名作「エッセンシャル・エリントン」のメンバーがPIT INNに登場。ゲストにワールドワイドな活躍を見せるアルトサックス・林栄一(as)を迎え、よりエキサイティングなステージが期待される。
【出演者】渋谷毅(p)、峰厚介(ts)、松風鉱一(sax,fl)、関島岳郎(tuba)、外山明(ds)、清水秀子(vo)、ゲスト:林栄一(as)
【日程/会場】 2005年12月20日(火)/PIT INN(新宿)
【チャージ】3,000円
【問い合わせ】 →PIT INN

■大野雄二(p)トリオ「ルパン三世・THE JAZZでクリスマス」
大野雄二『ルパン三世クロニクルスペシャル』
大野雄二『ルパン三世クロニクルスペシャル』
『ルパン三世』の名曲の数々を、作者である大野雄二自身が最新技術でリミックス。27年の時を経て蘇ったルパンの楽曲の数々は、やはり不朽の名作と実感できるだけのクオリティだ。
実力派ピアニスト・大野雄二がレギュラートリオで演奏する「ルパン三世・THE JAZZでクリスマス」。
【出演者】大野雄二(p)、俵山昌之(b)、村田憲一郎(dr)
【日程/会場】 2005年12月23日(金)/J(新宿)
【チャージ】2,000円~(要問い合せ)
【問い合わせ】→

■エリック宮城EM BIG BAND 2days
パワフルなパフォーマンスを見せるトランペットプレイヤー、エリック宮城率いるビッグバンドが、Blues Alley Japanに登場。
【出演者】(25日)エリック宮城 (tp)、西村浩二(tp)、佐々木史郎(tp)、小林正弘(tp)、佐久間勲(tp)他tp数名、中川英二郎(Tb)、清岡太郎(Tb)他tb数名、鈴木明男(Sx)、佐藤達哉(Sx)、黒葛野敦司(Sx)、宮本大路(Sx)他sx数名、岩瀬立飛(Ds)、村上聖(B)、新澤健一郎(Pf)/(26日)エリック宮城(Tp)、木幡光邦(Tp)、佐々木史郎(Tp)、小林正弘(Tp)、鈴木正則(Tp)、佐久間勲(Tp)、中川英二郎(Tb)、佐野聡(Tb)、清岡太郎(Tb)他tb数名、近藤和彦(Sx)、鈴木明男(Sx)、佐藤達哉(Sx)、黒葛野敦司(Sx)、宮本大路(Sx)、岩瀬立飛(Ds)、村上聖(B)、新澤健一郎(Pf)
【日程/会場】 2005年12月25日(日)~26日(月)/Blues Alley Japan(新宿)
【チャージ】
前売テーブル席(前列/指定):5,500円/イス席(後列/自由):5,000円
立見(最後列/自由)4,000円
当日券は各料金500円UP(各税込)
【問い合わせ】 →Blues Alley Japan

■ブラジル音楽を巡る vol.7
廣木光一
廣木光一(g)。故・高柳昌行氏に師事し、75年より自己のグループを率いて活動。近年は、渋谷毅(p)、古澤良治郎(ds)、ヤヒロトモヒロ(perc)らと共演。
当初は廣木と斉藤のデュオで始まったこの企画だが、ここ数回はヤヒロが参加。世界でも指折りのパーカッショニストの参加によって、ただでさえ強力なブラジルのビート感が、さらなる化学反応を起こしている。聴く者を強烈な磁場の中に取り込む3人の演奏で、今年のライブ鑑賞を締めたい。
【出演者】廣木光一(g)、斉藤徹(b)、ヤヒロトモヒロ(perc)
【日程/会場】 2005年12月29日(水)/LADY JANE(下北沢)
【チャージ】2,700円
【問い合わせ】 →LADY JANE


●All About ガイドサイト内関連情報
2005年版「ジャズの生演奏で過ごすクリスマス」
<現役>国内アーティスト
<現役>海外アーティスト
ライブスポット
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