DTM・デジタルレコーディング/DTM・デジタルレコーディング新商品情報

RolandがR-05やV-STUDIO 20を発表(2ページ目)

ドイツ・フランクフルトではじまった楽器の展示会、MusikMesse。これに合わせてローランドが国内でも内覧会を行い、V-STUDIOの新シリーズやリニアPCMレコーダーなど新製品の発表を行いました。

藤本 健

執筆者:藤本 健

DTM・デジタルレコーディングガイド

ギタリスト向けDTMパッケージ、V-STUDIO 20

V-STUDIO 20
ギタリスト向けのDTMシステム、V-STUDIO 20
これまでSONARをコアにしたプロ用のDAWシステムV-STUDIO 700。本体のみでのレコーディングも可能で、オーディオインターフェイスとしてもコントロールサーフェイスとしてもデジタルミキサーとしても利用可能なV-STUDIO 100と、2種類のV-STUDIO製品がありましたが、ここにもうひとつ新たな製品が誕生しました。

V-STUDIO 20はギタリスト向けのパッケージ製品で、上記2種利のV-STUDIOと同様、ハードとソフトがセットになった製品です。ハードとしては8つのフェーダーとツマミ・ボタン類が搭載されるとともに、ギターやマイク入力を持ったもの。一方ソフトはこれ専用に開発されたCakewalkのGuitar Tracks 4というDAWです。


V-STUDIO 20
ソフトウェアはSONARをコアにして、ギタリスト用にチューニングされたDAW、Guitar Tracks 4がバンドルされている
ハードウェア上にはDSPが搭載されているため、PC側のCPUに負荷をかけることなく存分にエフェクトが使えるようになっています。そのコントロールはPCで行うのですが、性能的にはBOSSのME-25相当であり、しかもいま話題のボーカルプロセッサ、VE-20相当の機能も搭載されているのです。そのほか、TU-12相当のチューナーも搭載されているなど、機能テンコ盛りです。

また非常に特徴的なのは、ソフトを起動してしまえば、あとは、ハード側を動かすだけで、ほとんどの操作ができてしまうこと。DAWの操作が苦手という人でもマウス操作などほとんどすることなく、直感的にレコーディングができてしまうのです。

これは3月27日に店頭価格29,800円程度で発売される見通しです。
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