レコーディング後にエフェクト設定を変更できる
ディレイ、コーラス、フランジャー、ディストーション、リバーブなどさまざまなエフェクタが搭載されている |
ディストーション、コーラス、フランジャー、ディレイ、リバーブ……とさまざまなエフェクタもそろっているので、これらもいっしょに使うことができます。そう、これを利用することで、パソコンを単なるエフェクタ・セットとして使ってしまうことも可能なのです。
気に入った音をエフェクタで作った後、録音ボタンを押せばすぐにレコーディングできてしまうのだから、とても便利です。さらに面白いのは、レコーディング後に、エフェクトの設定を変えることができるということ。この辺がDTMの醍醐味ともいえるかもしれませんが、従来のテープベースなどのレコーダーであれば、エフェクタをかけた音を録音していました。しかし、Recordの場合、まったく同じように再現されるのですが、実は録音しているのは、エフェクタのかかっていない生の音であり、設定したエフェクタをそのままにしているから、録音したとおりに再現されているです。
したがって、後からエフェクタのパラメータをいじったり、別のエフェクタを追加したり、使っているエフェクタを削除するといったことも自由自在。別の音を重ねた後で変更するということもできるからとっても便利なのです。
簡単で便利なシンセサイザ音源も搭載
非常にシンプルながら便利に使えるシンセサイザ音源、ID8 |
USB-MIDIキーボードを使ったり、マウスで入力することでシンセサイザを鳴らすフレーズを作っていくことができる |
数万円で入手できるUSB-MIDIキーボードを接続すれば、そのキーボードで直接演奏することもできるし、マウスなどを使って1音1音入力していくのもOKです。多少時間はかかるかもしれませんが、これらをうまく使うことで、ギタリスト1人で音楽を作り上げていくことが可能になるわけです。