定番マイクメーカーとして著名なSHURE
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Shureが発表した3つのモニターヘッドフォンを試してみた |
DTM・デジタルレコーディングをする上で必須のアイテムであるヘッドフォン。みなさんはどんなものを利用していますか? iPodをはじめとするポータブルプレイヤーのヘッドフォンを使ったり、一般のオーディオ製品としてのヘッドフォンを使っている人も多いと思いますが、やはり音楽制作用としてはモニターヘッドフォンの使用をお勧めしたいと思います。
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ボーカル用のレコーディングマイクとして定番のSHURE SM58 |
モニターヘッドフォンの定番といえば、やはりSONYのMDR-CD900STではありますが、11月20日、SHURE(シュア)からオーバーヘッド型のモニターヘッドフォンが3機種登場し、ヒビノインターサウンドから発売されます。
SHUREといえば、ボーカル用のマイクとしてどのスタジオに行っても置いてある定番“SM58”やドラムやギター録りなど楽器用のマイクとして幅広く使われる“SM57”など、マイクメーカーとして誰もがよく知っている米国のメーカー。業務用音響機器メーカーとして80年以上の歴史を持っているそうで、最近ではSE530、SE310などの高級カナル型ヘッドフォンメーカーとしても広く知れ渡るようになりました。
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高級カナル型ヘッドフォンとして話題のSEシリーズ、写真はSE310 |
このカナル型ヘッドフォンのSEシリーズ、モニターヘッドフォンではないものの、ミュージシャンがライブでモニター用として使うケースも増えてきており、個人的にも好きなサウンドです。ただ、私自身は、カナル型の圧迫感がちょっと苦手なため、オーバーヘッド型のものが登場しないかと期待していたのです。
そしてついに
SRH840
SRH440
SRH240という3機種が登場することになりました。発売前に一足早く使うことができたので、レポートしてみましょう。