DTM・デジタルレコーディング/シンセサイザー活用ノウハウ

Oberheimシンセを復刻したOP-X PRO(3ページ目)

アナログシンセの名機、OberheimのOB-Xがソフトシンセとして復刻されました。従来にない技術を取り入れ、よりアナログらしい音を再現しています。

藤本 健

藤本 健

DTM・デジタルレコーディング ガイド

DTM(デスクトップ・ミュージック)という言葉が生まれてから20年以上が経ちました。それ以前からずっとこの分野を追ってきましたが、技術の進歩に伴いPCでできる音楽制作の幅はどんどん広がってきています。その長い経験と技術知識を元に、DTM・デジタルレコーディングのノウハウや情報を分かりやすくお伝えしていきます。

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アナログシンセの挙動を再現する新技術、SVD


このOP-X PROが、いかにもアナログシンセというサウンドを再現している背景には、SonicProjects社が開発したSVDという技術があります。
Oberheim
今までのバーチャルアナログシンセサイザーのボイスコントロール方式
これはあえてアナログの不安定要素をパラメータによりコントロールする「Separete Voice Design(セパレート・ボイス・デザイン)」という技術で、ポリフォニックの各ボイスをそれぞれ分離独立してコントロールするものなのです。
Oberheim
OP-X PROのボイスコントロール方式(各ボイスを独立してコントロール可能)
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