DTM・デジタルレコーディング/レコーディング・制作ノウハウ

Linux生まれの音楽制作ソフト、LMMS(3ページ目)

FL Studioによく似た音楽制作ソフト、LMMSというものをご存知でしょうか?これはLinux生まれのフリーウェアで、Windowsでも動作するというソフトで、数多くのソフトシンセやエフェクトが搭載されています。

MIDI入力はピアノロールを用いる

LMMS
MIDIデータの入力はピアノロールエディタを利用する
では、どうやってMIDIデータを入力していくのでしょうか?

これはソングエディタからピアノロールを開くことで行います。まあ、いわゆるピアノロールなので、説明するまでもないでしょう。マウスを使って入力していくこともできるし、MIDIキーボードからリアルタイムレコーディングによって入力していくこともできます。

入力したデータに対してクォンタイズをかけることもできるので、MIDIキーボードを持っているなら、これを使うことによって、入力効率を大きく上げることが可能なはずです。必要に応じて、画面下側の棒グラフでベロシティやパンの調整も可能ですが、あまり複雑なエディット機能は装備していません。


ビート+ベースラインエディタで簡単入力

LMMS
TR-808/909のようなドラムマシン風なデータ入力ができるビート+ベースラインエディタ
一方、もっと手軽に入力できるのが「ビート+ベースラインエディタ」というものです。

ソングエディタ内に、「beat+bassline」を追加すると、別途「ベート+ベースライン エディタ」というものが開き、ここでデータ入力していくことができます。その名前からも想像できるとおり、これはドラムやベースラインを入力するためのものであり、TR-808/909のようなドラムマシン風なスタイルでのステップ入力が可能であり、1つパターンを作れば、それを必要に応じて並べることで、繰り返し演奏することができます。

またベースラインにおいては、ピアノロールでの入力となるのですが、これもパターンとして登録されるため、ドラムパターン同様、ソングエディタ上で繰り返し演奏させることが可能です。

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