DTM・デジタルレコーディング/レコーディング・制作ノウハウ

Cubase5をiPhone/iPod touchでコントロール(4ページ目)

Cubase5やCubase Studio5をiPhone/iPod touchを使い、ワイヤレスでリモートコントロールできる便利なアプリケーションが登場しました。Steinberg提供の無料ソフト、Cubase iCについて紹介しましょう。

藤本 健

執筆者:藤本 健

DTM・デジタルレコーディングガイド

ワイヤレスでリモートコントロールする快感

Cubase iC
Transportタブを選ぶとトランスポートのコントロールができる
さあ、これで準備は完了です。

画面左下の「Transport」タブをクリックすると、トランスポート画面が表示されるので、さっそく再生ボタンをタップしてみましょう。どうですか?Cubaseが動き出し、再生されますよね。早送りや巻戻し、録音ボタンなども操作してみましょう。

画面一番上には、時間が表示されているはずです。ここをタップすると、小節/拍による表示に切り替わります。

また、トランスポートボタンの右下に4つのアイコンがありますが、左から順にアレンジャー、メトロノームクリック、プリカウント、サイクルのオン/オフ設定ボタンになっていますので、これらを押して、Cubase画面が反応すること確認してみてください。


アレンジャー機能にも対応

Cubase iC
Arrangerタブを選ぶとアレンジャー機能が利用できる
ライブパフォーマンスなどでCubaseを使う際に有用な機能がアレンジャー機能です。これは曲のパーツに分解し、各パーツに名前をつけておくと、演奏する部分をリアルタイムに指定していくことが可能な機能です。

いわゆるポン出しができるため、DJなどで利用することも可能な便利な機能なのですが、そのアレンジャー操作がCubase iCからもできるのです。

ライブにおいて、iPod touchでこの操作ができれば、機動力は大きく増すはず。そのためだけでも十分Cubase iCを利用する価値はありそうです。

いずれにせよ、Cubase 5/Cubase Studio5ユーザーで、iPhoneやiPod touchを持っている人は、ぜひ無料のCubase iCを入手して、試してみてはいかがでしょうか?
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