2008楽器フェスティバルDTM的レポート(下)(3ページ目)

大人の科学にテルミンPremiumが登場

お弁当箱サイズの本格的なテルミン、大人の科学テルミンPremium

2008楽器フェスティバル会場を歩いていて、おや？と思ったのがちょっと意外な会社のブース。あの学研の大人の科学がブースを出していたのです。大人の科学に関しては、以前、シンセサイザークロニクルの記事を紹介しました。その延長線上というか、その関連で、また新しい音の機材が登場するとのことです。

今回登場するのはテルミンPremium。「あれ？以前もテルミンはあったよね」と思う方もいると思いますが、今回登場するのはPremiumということで、見た目も以前の「いかにも科学の付録」といった形のものではなく、Premiumの名にふさわしい（？）、立派なテルミンに仕上がっています。

お弁当箱といった感じのサイズのテルミンPremiumは右手で音程、左手で音量を操作する本格派。電池で動作し、スピーカーも内蔵されているので、いつでも、どこでも、誰でも演奏することができます。また、出力端子をアンプやアンプ付きスピーカーにつなぐことができるほか、これを以前紹介したシンセサイザークロニクルのアナログシンセに接続すれば、テルミン操作であのアナログシンセサイザを演奏することもできるのです。

今回のテルミンPremiumは通常の大人の科学とは異なり、本はなく、テルミンPremium本体のみという構成。発売は12月18日の予定で価格は9,975円。書店で購入することも可能となっています。


【メーカーサイト】
http://otonanokagaku.net/products/living/theremin/detail.html