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UA-25を強化したUA-25EXがまもなく登場(3ページ目)

コンパクトなUSBオーディオI/Fとして人気のUA-25の新バージョン「UA-25EX」。何が変わったのか使い方を見てみましょう。

藤本 健

執筆者:藤本 健

DTM・デジタルレコーディングガイド

コンプレッサのタイプ切り替えも可能

UA-25EX
リアにはコンプのタイプ切り替えスイッチも用意されている(クリックすると、リアパネルの全体像)
そのコンプのスイッチ、UA-25EXのリアパネルにあり、リミッターと切り替えで使う形になっています。実際、COMP 1、COMP 2、LIMIT、それにオフ状態のBYPASSが用意されており、COMP 1、COMP 2に設定することで、コンプレッサがオンとなります。

COMP 1とCOMP 2というのはコンプレッサのタイプを意味しており、COMP 1が楽器用、COMP 2がボーカル用に最適化されています。つまり、細かな設定をすることなく、すぐ使えるのが大きな特徴です。

このスイッチとは別にフロントパネルにスレッショルドのツマミが搭載されているので、これを動かせば、どのくらいのレベルからコンプが効き出すのかを設定できるようになっています。


ダイレクトボックス機能も新たに搭載

UA-25EX
ダイレクト・ボックスとして使うためのGROUND LIFTスイッチも装備
もう1点追加された機能が、ライブなどで役に立つ、ダイレクト・ボックス(DI)機能です。

ダイレクト・ボックスというのはギターやベースの入力をインピーダンス変換して、ミキサーなどに直接入力できる信号に変換する機材。ただ、機材のシャーシが楽器のアンプなどに触れていると、グラウンドループという現象がおきて、ブーンというハムノイズが発生してしまう可能性があります。

そこで、このUA-25EXにはGOURND LIFTというスイッチがあり、これを機能させると、グラウンド信号が切り離されて、グラウンドループを回避できるようになっているのです。地味な機能ではあるものの、これが結構便利に使えるのです。
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