コンプレッサのタイプ切り替えも可能
リアにはコンプのタイプ切り替えスイッチも用意されている(クリックすると、リアパネルの全体像) |
COMP 1とCOMP 2というのはコンプレッサのタイプを意味しており、COMP 1が楽器用、COMP 2がボーカル用に最適化されています。つまり、細かな設定をすることなく、すぐ使えるのが大きな特徴です。
このスイッチとは別にフロントパネルにスレッショルドのツマミが搭載されているので、これを動かせば、どのくらいのレベルからコンプが効き出すのかを設定できるようになっています。
ダイレクトボックス機能も新たに搭載
ダイレクト・ボックスとして使うためのGROUND LIFTスイッチも装備 |
ダイレクト・ボックスというのはギターやベースの入力をインピーダンス変換して、ミキサーなどに直接入力できる信号に変換する機材。ただ、機材のシャーシが楽器のアンプなどに触れていると、グラウンドループという現象がおきて、ブーンというハムノイズが発生してしまう可能性があります。
そこで、このUA-25EXにはGOURND LIFTというスイッチがあり、これを機能させると、グラウンド信号が切り離されて、グラウンドループを回避できるようになっているのです。地味な機能ではあるものの、これが結構便利に使えるのです。