イギリスでは2007年9月から先行販売
イギリスでは2007年9月から先行販売が行われている |
海外でも同時期に発売されるようですが、実はイギリスにおいては2007年9月からテストマーケティングということで、先行販売を開始しているそうです。また2002年に岩井俊雄氏と共同開発を開始して以来、試作機をさまざまな展示会・見本市に出品しているので、これに関する報道を目にした人も多かったとは思います。
すでにイギリスではDJ、ミュージシャンや先進的なユーザーによってライブやオンラインなどでさまざまなパフォーマンスが披露されているとのこと。確かにYouTubeなどを見ると、そうしたビデオを見ることができます。
基本は16ステップのステップシーケンサ
光と音でパフォーマンスするということは分かったけれど、実際どうやって操作するの?という人のために、DTMの視点から簡単に解説してみましょう。TENORI-ONにはさまざまな使い方はあるものの、そのもっとも基本になっているのが
SCORE MODE
というものです。実は、これMIDIシーケンサでいうところの、16ステップのステップシーケンサなのです。
そう16×16の縦軸が音程、横軸が時間を表しており、1小節分の演奏をこれで作れるというわけです。ドラムを選べばドラムマシンそのものという感じで使うことができるし、ピアノやベースなどを選べば、メロディーやベースラインを簡単に作ることができます。
その操作は指でLEDのボタンを押すだけ。すると、ループ演奏してくれるので、適当にボタンを押すだけでも、それなりの演奏ができるというわけです。