DTM・デジタルレコーディング/オーディオインターフェイス

ポータブル・デジタルレコーダーBest5(2ページ目)

音楽をレコーディングするためのポータブル・デジタルレコーダーが最近大ブームで、製品も数多く登場しました。それぞれどう違うか、どれがいいか独断と偏見でBest5を選びました。週刊アスキーとの連動企画です。

藤本 健

執筆者:藤本 健

DTM・デジタルレコーディングガイド

第5位 M-Audio MicroTrack24/96


M-Audio MicroTrack24
M-Audio MicroTrack24
●オープン価格(直販価格38,850円)
今回のBEST 5の中ではもっとも古い機種ながら24bit/96kHzでのレコーディングを可能にした低価格なモデルです。

コンパクトフラッシュに記録する仕様になっており、ライン入力とファンタム電源搭載マイクプリアンプ装備のバランス1/4 TRS入力を2系統、さらにS/PDIFコアキシャルの入力も装備されています。

ただし、マイクは本体に内蔵されているのではなく、小さなステレオコンデンサマイクに直接ステレオミニ端子が付いた形のものが付属しており、それを挿して使う形になっています。

【メーカーサイト】
http://www.m-audio.jp/products/jp_jp/MicroTrack2496-main.html


第4位 KORG MR-1


KORG MR-1
KORG MR-1
●定価75,600円(実売価格60,000円前後)

KORGのMR-1は、他の機材と異なり、SACDの方式であるDSDという1ビットレコーディングができるのが最大の特徴です。生音を録る上で、非常に高性能といわれる1ビットレコーディングが可能な機材は、まだ極めて少なく、数十万円~数百万円する中、極めて安い価格で実現してるわけです。

とはいえ、16bit/44.1kHz~24bit/192kHzまでのPCMレコーディング、さらにはMP3でのレコーディングも可能なので、どんな使い方でも安心です。また20GBのHDDを内蔵しており、ACアダプターまたはリチウム・イオン・ポリマー充電池で駆動します。

なお、MR-1もマイクは内蔵でなく小型のコンデンサマイクが付属しますが、本体が超高性能な割にマイク性能がイマイチ。圧倒的な高音質で録音したいなら別途マイクを用意したほうがいいかもしれません。

【メーカーサイト】
http://www.korg.co.jp/Product/DRS/MR-1/
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