もっとも一般的なローパスフィルター


このSynth1のフィルターはデフォルトでは、LP24というところのLEDが赤く点灯しており、ローパスフィルターの24dB/Octというモードになっています。このローパスフィルターというのはロー(低域)をパスするということで、言い換えればいうことでハイ(高域)からカットするフィルターを意味しています。

frqでカットオフする周波数を設定するわけですが、その周波数でスパッと倍音が切られるわけではなく、多少ハイも残したままになります。その具合いが24dBとか12dBで表現されています。24dBタイプは12dBタイプに比べて高特性で、切れがよく、音がしっかり丸くなるようになっています。そして多くのアナログシンセは、このローパスフィルターの24dBが採用されています。

ハイパスフィルターやバンドパスフィルターも使ってみよう


Synth1 Filter
アナログシンセでは24dBのローパスフィルターが使われることが多いが、ハイパスフィルターやバンドパスフィルターなどもある
LP12dBに設定してみると、パラメータの位置が同じでもLP24dBとは違った音になると思いますが、HP12dBやBP12dBを使うと、また別の音作りが可能となります。

ちなみにHPはハイパスフィルターを意味しており、これは低域をカットするもの。ローパスフィルターが、いわゆるアナログシンセの図太い音を作り出すのに対し、ハイパスフィルターでは、ペラペラな「ミーン」といった音になります。

さらにBPはパンドパスフィルタのことで、ある帯域のみを通過させるフィルタです。

基本的にはローパスフィルターの24dBを使った際の感覚を覚えれば、さまざまなシンセサイザでの応用が利きます。

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