4ch、24bit/96kHzでのレコーディングが可能なR-4
これなら、それなりの音で録音ができ、24bitのデータをパソコンに取り込み、編集作業をしてCDに焼くという流れが見えてきます。ただ、中にはもっと欲が出てきてしまう人もいるでしょう。
そう、せっかくならステレオ2chではなく、もう少しチャンネル数を増やしたいとか、せっかくなら手持ちのマイクを使ってのレコーディングをしてみたいとか、24bit/96kHzのクオリティーが欲しいとか……。
40GBのHDDを搭載したR-4は、4ch同時で、24bit/96kHzでのレコーディングが可能 |
ファンタム電源対応のコンボ端子も4つ装備
R-4は、240×217.4×77.1mm、1.7kgだから、R-1ほどコンパクトではないものの、ノートパソコンよりも小さいくらいだから苦にはならないはず。この中に40GBのHDDが入っており、これに録音するわけですが、こちらは4chの同時録音が可能で、最高24bit/96kHzにまで対応しています。
R-4には、ファンタム電源にも対応したコンボ端子が4つ搭載されている |
HDDに録音したデータはコンパクトフラッシュ経由でパソコンに渡せるほか、やはりUSB端子があるので、これをパソコンに接続すると、R-4のHDDが外付けドライブとして認識されるので、簡単にデータが転送できるようになっているのです。
このように、多少用途、目的の異なる2機種ですが、スタジオなど外で録音する機材としてなかなか使えるものといえそうです。