DTM・デジタルレコーディング/DTM・デジタルレコーディング新商品情報

【Roland/EDIROLの新製品発表会レポート】 FireWire対応、FA-66登場(2ページ目)

2月9日、Roland、BOSS、EDIROLの3ブランドの新製品発表会が開催されました。DTM関連の目玉はやはりFireWireオーディオのFA-66。またモニタスピーカーやポータブルMTRなどいろいろ新製品が登場しています。

藤本 健

藤本 健

DTM・デジタルレコーディング ガイド

DTM(デスクトップ・ミュージック)という言葉が生まれてから20年以上が経ちました。それ以前からずっとこの分野を追ってきましたが、技術の進歩に伴いPCでできる音楽制作の幅はどんどん広がってきています。その長い経験と技術知識を元に、DTM・デジタルレコーディングのノウハウや情報を分かりやすくお伝えしていきます。

...続きを読む

MAシリーズのラインナップ拡充、MA-7A、MA-15D


デスクトップ用のモニタースピーカーとして非常に人気の高いEDIROLのMA-10とMA-20。それぞれ10W+10W、20W+20Wのシステムですが、その中間になるMA-15D、およびMA-10Dの下のMA-7Aの2機種も発表されました。

MA-15D
MA-20Dの下位機種として登場したモニタースピーカー、MA-15D
個人的にはフロントにS/PDIFオプティカルの入力を持ったMA-10Dが好きですが、今回登場したMA-15DはMA-20Dの下位機種という位置づけ。もちろん、アナログ、デジタル双方の入力を装備していますが、リアでの接続となっています。100mmウーファー+50mmツイーターの2ウェイ・バスレフ方式となっており、かなりの迫力です。


MA-7A
非常にコンパクトながら、ベース・エンハンサー回路によって重低音がしっかりでるMA-7A
一方のMA-7Aはアナログ入力専用のモニター。小型なんですが、これが面白いほどいい音で、迫力があるんです。バスレフ方式で、90mmフルレンジ・スピーカーであり、通常これだけだと、なかなか重低音は再現できません。しかし、ここに搭載されたベース・エンハンサーという回路によって、かなりズッシリくるのです。が、これ別にBASSのレベルを上げるというわけではないんです。それだけだと、こんな小さなスピーカーだと音がビビってしまいますが、これは内蔵のDSPにより低音の倍音成分をうまく加えることで、スピーカーに無理なく重低音を出しているのです。一度、ぜひ音を聴いてみることをお勧めします。


なお、価格はともにオープンで、実売がMA-15Dが17,000円前後で、発売は2月の予定。またMA-7Aは10,000円前後で、3月の予定となっています。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます