MAシリーズのラインナップ拡充、MA-7A、MA-15D
デスクトップ用のモニタースピーカーとして非常に人気の高いEDIROLのMA-10とMA-20。それぞれ10W+10W、20W+20Wのシステムですが、その中間になるMA-15D、およびMA-10Dの下のMA-7Aの2機種も発表されました。
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MA-20Dの下位機種として登場したモニタースピーカー、MA-15D |
個人的にはフロントにS/PDIFオプティカルの入力を持ったMA-10Dが好きですが、今回登場したMA-15DはMA-20Dの下位機種という位置づけ。もちろん、アナログ、デジタル双方の入力を装備していますが、リアでの接続となっています。100mmウーファー+50mmツイーターの2ウェイ・バスレフ方式となっており、かなりの迫力です。
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非常にコンパクトながら、ベース・エンハンサー回路によって重低音がしっかりでるMA-7A |
一方のMA-7Aはアナログ入力専用のモニター。小型なんですが、これが面白いほどいい音で、迫力があるんです。バスレフ方式で、90mmフルレンジ・スピーカーであり、通常これだけだと、なかなか重低音は再現できません。しかし、ここに搭載されたベース・エンハンサーという回路によって、かなりズッシリくるのです。が、これ別にBASSのレベルを上げるというわけではないんです。それだけだと、こんな小さなスピーカーだと音がビビってしまいますが、これは内蔵のDSPにより低音の倍音成分をうまく加えることで、スピーカーに無理なく重低音を出しているのです。一度、ぜひ音を聴いてみることをお勧めします。
なお、価格はともにオープンで、実売がMA-15Dが17,000円前後で、発売は2月の予定。またMA-7Aは10,000円前後で、3月の予定となっています。