DTM・デジタルレコーディング/デジタルレコーディング基礎知識

【エフェクトの基礎知識】その1 5つに分類できるエフェクト(3ページ目)

DTMを活用する上で必須のエフェクト。リバーブやコーラスといった名前は知っていてもどう使うか分からない人も多いでしょう。そこで今後、数回に渡ってエフェクトについて解説します。

藤本 健

執筆者:藤本 健

DTM・デジタルレコーディングガイド

■大きく5つに分類されるエフェクト

 では、そのいろいろ種類があるエフェクトというのは、具体的にどのように分類でき、どんなものがあるのでしょうか?いくつかの分け方はあると思いますが、一般的には以下の5種類に分類されます。

1. 時間制御系
 リバーブ、コーラス、ディレイ、フランジャー、エコー、ハーモナイザー、シンフォニック、ピッチシフターほか

2. 周波数特性制御系
 グラフィックイコライザ、パラメトリックイコライザ、ワウほか

3. ディストーション系
 ディストーション、オーバードライブ、ヘビーメタル、ファズほか

4. レベル制御系
 リミッター、コンプレッサー、エキスパンダー、ノイズゲート、オートパンほか

5. 複合系
 エキサイター、ディエッサー、ゲートリバーブほか

 この5つの分類法はともかく、これから各エフェクトがどんなものであって、どうやって使っていくのか、それぞれの持っているパラメータがどのような意味を持っているのかなどについて解説していきます。

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