昨年9月に発売されたAW4416は、プロ用デジタルミキサーとして広く普及している02Rをそのまま内蔵したDAWとして大きな話題となり、現在広い層に売れている製品です。トータル44インプット、20バス、同時録音16というスペックで、オープン価格ではあるものの、現在の店頭価格が23万円前後となっています。
ただチャンネル数が多いだけに、サイズも大きく、プロユーザーにはよくても、一般のユーザーにはややもてあますものとなっていました。しかし、性能面はほぼそのままに、チャンネル数を減らし、コンパクトにするとともに、価格も安くしたAW4416の弟分、AW2816というものが誕生したのです。
AW2816は、名前からも想像できるようにインプットが28と減り、バスアウトが18となってはいるものの、それ以外のスペックはほとんどAW4416と同じ。もちろん、AW4416で評価されていた24bit非圧縮というスペックはこれまでどおりです。
ミキサーのフェーダーが自動的に動き、シーンチェンジやオートメーションミンミキシングを可能とする60mmストロークのモータードライブフェーダーも9本装備されています。
