現代建築の町ベルリン
ベルリンの壁崩壊とドイツ再統一後の遷都によって、ベルリンは一大建設ラッシュを迎えます。新首都にふさわしい官庁街や交通施設などの整備が進み、ベルリンの壁跡地には、斬新なデザインの建築が次々と建設されました。世界的な建築家たちが手がけたスタイリッシュな現代建築群も、観光客を引きつけるベルリンの魅力。文化施設やショッピングセンターとして建てられた現代建築も多いので、イベントやショッピング、グルメを楽しみながら見物できるのも観光には嬉しいですね!ポツダム広場
ソニーセンターの屋根部分
洗練された現代建築街、ダイムラーシティ
ポツダム広場でイチオシの現代建築はソニーセンター。ソニー欧州本社のある建築で、1996~2000年に建てられたベルリンで最も斬新と言われる建築です。ガラスと鉄鋼で作られた開放的な雰囲気で、高さ130mある屋根の下には噴水のある広場が広がり、建物内にいることを忘れてしまいそう。レストランやカフェ、映画博物館などのお楽しみも十分で、年間800万人以上が訪れるそうですよ。
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■Sony Center(ソニーセンター)
住所:Potsdamer Strasse
アクセス:各駅電車S1, S2, S25番ポツダマープラッツ駅(Potsdamer Platz)から150m
ドイツ連邦議会議事堂
連邦議会議事堂のガラスドーム内部
議事堂本体はこんな感じ
ちなみに連邦議会議事堂の本体は、ドイツ帝国の帝国議会議事堂として1884~94年に建てられた権威ある建物。1918年にドイツ帝国が終焉を迎えたので短期間しか利用されませんでしたが、1990年に再統一後初のドイツ議会が開かれ、再び政治の舞台に返り咲きました。約10年前に現代的な議事堂に整備され、ガラスドームもこの時に加わっています。
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■Bundestag(ブンデスターク)
住所:Platz der Republik 1
開館:毎日8:00~24:00(入場は~22:00)
入場料:無料
アクセス:バス100番ライヒスターク/ブンデスターク(Reichstag/Bundestag)から250m