歌舞伎/歌舞伎関連情報

三人吉三に漂う気分。その1(2ページ目)

二月の歌舞伎座、夜の部で『三人吉三巴白浪』(さんにんきちさともえのしらなみ)が上演されています。このあらすじと見どころをご案内します。

執筆者:五十川 晶子

あらすじ

三人の「吉三」という同じ名を持つワルな男たちが不思議な因果にイヤというほど巻き込まれる物語である。舞台は江戸を模しているが一応、鎌倉。お嬢吉三は幼い頃に誘拐され、その後は女装の旅役者姿で盗みを働くとんでもない経歴の持ち主。お坊吉三は一見イイ感じの浪人者。

それもそのはず元は安森家という武家の倅なのだが、盗まれた家宝の短刀・庚申丸を探すという大義がありながらグレてしまったヤツ。和尚吉三はその名のとおり、吉祥院の坊主。だが賽銭を盗んで臭い飯も食ったというツワモノだ。だがこの三人、ワルだけど「非道」はしないというのが共通点。

大川端でお嬢が盗んだ金・百両と短刀を手にしているところにお坊登場。二人が争うところへ和尚が割って入りその場をみごと仕切る。お互いに意気を感じ、三人は義兄弟の血杯を交わす。
(今月歌舞伎座で上演されるのはここまで)
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