市川海老蔵 「新しい日本を作った人間のエネルギーを感じさせる作品にしたいです」
作・齋藤雅文 「海老蔵さんはチャーミングな人。選ばれし者の恍惚と狂気、エネルギッシュさ、悪魔的なカリスマ性にたどりつければうれしいですね」
演出・西川信廣 「信長は、楽市楽座などビジネスマンとしても非常に画期的なことをやった人。一種のアーティストと考えていいでしょう。すべてのことについて既成にとらわれない。そういう面を演出面でも出していけないか考えています。海老蔵さんと歌舞伎座の楽屋で初めてお会いしたとき、アインシュタインと信長の写真がありました。信長の印象をきくと「天才です!」とはっきり。その目がすでに信長でした(笑)。クレバーでクリアな意見をもっている役者。やんちゃなところもあるかと思えば、僕らの提案にすぐ反論してくるんですよ。一方で「それ、いいね!」と明快。ステキにしあげていきたいです」
純名りさ 「濃姫については、とってもいさぎよい姫という印象があります。信長についてはほんとに現代のヒーローだと思いました」
小田茜 「舞台は5年ぶり。みなさんの足をひっぱらないように頑張りたいです。素敵な共演者の方々とご一緒できてうれしいです」
田辺誠一 「信長という人が何を考えていたのか。今回は、近くでそれを感じたいですね」
甲本雅裕 「正月にこの芝居を観ていただいて、1年間楽しくシアワセになれるような舞台にできればと思います」
濃姫に純名、お市に小田。 |
出演者、作者、演出の面々はみな、海老蔵という今最も輝く役者を得て、興奮を抑えきれないように感じたのは筆者の贔屓目か? そして信長・海老蔵同様、現代ならではの新しい光秀、秀吉も、ここから生まれてきそうだ。
『信長』の公演日程等についてはココ。
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