歌舞伎/歌舞伎関連情報

肩の力を抜いて観劇するコツ10その1

今年は十八代目中村勘三郎襲名と話題続きの歌舞伎。この際本物を一度は観てみたい!という人のために、でも楽しく観るための10のコツにわたってご紹介します。

執筆者:五十川 晶子

力まず、構えず、気持ちはマダムで(?)



「子供の頃、鑑賞教室で一度は観た」という方は結構多いと思う。
また、「大人になってから観たことがあるけど、思い切り寝た」という方もいるかも。あるいは、「全く観たことない。歌舞伎は男が演じるくらいは知っているけど・・・それくらいしか知らないし」という方も少なくないはず。
一方で、海老蔵や獅童の若手の人気役者がテレビで活躍したり、あるいは中村勘三郎襲名を控えた勘九郎の平成中村座の評判を聞いたりして、一度は観て見たいと思っている人もいるだろう。

事実、二十一日の日経産業新聞に、「ネット1000人調査」で歌舞伎への関心を調べたところ、「機会があれば行きたい」が40%を超えた。また、劇場で歌舞伎を観たことのある人は「1、2回」と「3~9回」が合わせて32%強。でも「見たことはない」という人も65%強いた。機会があれば行ってみたいが、なかなか・・・という人が多いということだろうか。

でも「観たい!」と思ったときが観どきだ。「野田秀樹の芝居に出ていた勘太郎がかわいかった!」「雑誌に載っていた菊之助が美しくて。ナマで観たい!」なんてきっかけがあれば尚のこと楽しめる!
初めての方向けに、歌舞伎を、いきなり、楽しめるコツをご紹介する。

一月の歌舞伎座は特におめでたい雰囲気
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