歌舞伎/歌舞伎関連情報

勧進帳、ナイトシアター、團十郎&海老蔵も! 冬から初春も歌舞伎たっぷり 2

この秋から冬、そして暮から初春の各地の劇場の公演をお届けします。初春の東京公演は、歌舞伎座、演舞場など四座という華やか競演に! そして「待ってました!」の成田屋競演も!

執筆者:五十川 晶子

南座の顔見世&襲名披露、ナイトシアターって? 待ってました!成田屋競演


●国立劇場 11月3日初日~26日千秋楽
『噂音菊柳沢騒動』かねてきくやなぎさわそうどう
柳沢といえば五代将軍の寵愛をほしいままにした柳沢吉保。明治36年以来1世紀ぶりの復活だ。

尾上菊五郎が一人四役で奮闘、沢村田之助、坂東彦三郎、中村時蔵、尾上松緑、尾上菊之助と、ベテラン、若手の揃ったにぎやかな顔ぶれだ。

 


●12月、1月の国立劇場
12月4日初日~26日千秋楽
『花雪恋手鑑』はなふぶきこいのてかがみ
『勧進帳』かんじんちょう
松本幸四郎が勤める武藏坊弁慶。この公演で800回を目前とする。中村芝雀の源義経に、染五郎の富樫左衛門という顔ぶれだ。

1月3日初日~27日千秋楽
同じ勧進帳でも一味違う!?
『御摂勧進帳』ごひいきかんじんちょう
江戸の歌舞伎の香りたっぷりの、三幕構成の復活上演。海老蔵襲名で『暫』を観た人も多いと思うが、雀右衛門による珍しい「女暫」(おんなしばらく)という趣向も楽しみだ。

 
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