様々な顔を見せるニューヨークのエリア紹介
ニューヨーク旅行のメインとなるのが、マンハッタン。「マンハッタン」とひと口に言っても、アップタウンとダウンタウンなど、この半島はエリアによって細分化されています。各エリアにはそれぞれの個性が溢れており、雰囲気やそこに暮らす人々の顕著な違いが見て取れるでしょう。
さらにマンハッタンだけでなく、新しいトレンドの発信地になりつつあるブルックリン、多国籍カルチャーが混在するクイーンズ地区にも足を延ばしてみてください。街を知れば、訪れたいところ、やってみたいことが具体的になり旅も充実しますよ。旅の前に読んでおきたい、ニューヨークのエリア紹介です。
ハーレム
歴史的スポットのアポロシアターはエリアの象徴
つい数年前まではハーレムというと“危険”というイメージがありましたが、最近は高級コンドミニアムやレストランやカフェが増え、急速に開発が進んでいるエリアの一つとなっています。音楽の殿堂であるアポロシアターや、ジャズバーのレノックス・ラウンジなどスポットを見て回るのもいいですが、ここに暮らすアフリカンアメリカンのカルチャーを肌で感じる、というのもハーレム観光の魅力でしょう。安全になったといっても、やはり夜間や人目の少ない場所での一人歩きは避けて。
アッパーイーストサイド
フランク・ロイド・ライトの建築が美しいグッゲンハイム美術館
セントラルパークを左手に、五番街が南北に走り美術館が点在するのがこちら。マンハッタンでも随一の高級住宅エリアとして知られます。80丁目辺りから南に向かって五番街には高級ブランドショップが立ち並び、優雅な雰囲気に包まれています。平日の昼間に身なりのよいマダムや老夫婦が歩く姿が印象的。ホイットニー美術館、ノイエギャラリーとアートを堪能し、公園の緑を愛でる……そんな大人な過ごし方がおすすめです。
アッパーウェストサイド
人気スーパーマーケットZabar'sは数々の映画に登場
こちらはセントラルパークを右手に、アムステルダムアヴェニュー、コロンバスアヴェニューに小さなレストランやショップが立ち並びます。イーストサイドよりも若干生活感がプラスされて、エレガンスとともに朗らかさも感じられるエリアです。アメリカ自然史博物館、リンカーンセンターはこのエリアの二大観光スポットでしょう。
「ハーレム、セントラルパーク、アップタウン」記事では、これら3つのエリアをおススメスポットとともに紹介しています。