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アジアン・ホラーの魅力に迫る

一時期アジアンホラーの勢いは無視できないものがありました。アジアン・ホラーの人気はまだ健在?怖いアジアンホラーを特集します。

執筆者:オライカート 昌子

一時期アジアンホラーの勢いは無視できないものがありました。アジアン・ホラーの人気はまだ健在?

アジアン・ホラーヒット作のリメイク、全米ヒットを連発

the EYE(アイ)の画像
双子のオキサイド兄弟はthe EYE(アイ)の成功でハリウッド進出。
日本で大ヒットを記録したのは98年の『リング』、99年の『呪怨』、04年の『着信アリ』。『リング』と『呪怨』はハリウッドリメイク作が、全米NO.1を記録し、続編もヒットしました。『着信アリ』は、今年一月全米公開の『ワン・ミスド・コール(原題)』がリメイク作。日本でも今年公開予定です。

香港発のホラー、『the EYE【アイ】』リメイク作も全米トップ2で登場しました。主演にジェシカ・アルパを起用しています。

韓国ホラー『箪笥<たんす>』のリメイク作は、今年公開予定。韓国的古典怪談「薔花紅蓮伝」を元に美しく哀しい物語が日本でも話題になった作品。姉妹に扮するのは、『呪怨パンデミック』のアリソン・ケベルと、『ゴーストシップ』のエミリー・ブラウニングです。

見逃せないコワイコワイアジアンホラーは?

心霊写真の画像
タイ映画の勢いを見せ付けたホラー作品、心霊写真。
アジアンホラーと言えば、邦画ホラーをはじめ、韓国、香港、タイ発のホラーが有名です。アジアの湿った気候、独特の宗教観などで、アジア独特の新鮮な恐怖の雰囲気が魅力。ハリリウッドリメイク作以外の作品でも、「起こりかねない、無縁とは思えない」怖さは、体験してみる価値はありそうです。

韓国ホラーで日本でもヒットした作品には、携帯電話から恐怖の声が気こえる、『ボイス』、霊を呼び寄せる禁断のゲームを描いた『こっくりさん』などは人気を呼びました。

また、『ボイス』の監督、アン・ビョンギ監督の『友引忌』の恐怖シーンのオーソドックスな作りにも注目。

最近特に脚光を浴びているのが、タイ映画。『心霊写真』は、ひたすら怖いと話題になりました。全米でも日本でも公開されたサスペンス映画『レベル・サーティーン』も、「お金のためならどこまでできるか」をテーマに人間性の恐ろしさに肉薄しています。

アジアンホラーは、以前ほどの勢いを持っているわけではありませんが、まだまだ侮れない恐怖パワーは健在かも。今後のアジアンホラー・サスペンスジャンルにも注目していきたいと思います。

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